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脳卒中片麻痺の特徴的な歩き方を改善する?新しい考え方のサポートデバイスとは

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脳卒中後、片麻痺によって「うまく歩けない」「一歩が出にくい」と感じていませんか?
そんな悩みに対して、これから注目されてくるのではないかとされているのが、株式会社INOMER(イノマー)が開発したリハビリ支援ツール「inoGear HE-1(イノギア)」です。

このページでは、「inoGear HE-1」がどのように片麻痺者の歩行訓練を助けるのか?を、リハビリ専門職の視点から分かりやすく解説します。

脳卒中片麻痺の“特徴的な歩き方“とは?

脳卒中で片麻痺になると、歩行に次のような特徴的な歩き方になる場合があります。

  • 麻痺側の脚が前に出ない(下肢の振り出しが難しい)
  • 体幹のバランスが不安定で、すぐによろける、前かがみになる
  • 重心移動ができず、左右の脚にうまく体重を乗せられない

こうした特徴は、骨盤の動きや重心の位置に強く影響を受けます。
その「見えにくい部分」を、安全にサポートしてくれるのが「inoGear HE-1」です。

inoGear HE-1は“骨盤を押す”という発想で歩行を変える

「inoGear HE-1」は、リハビリ中の利用者の骨盤を後方から軽く押し込むことで、以下のような効果をもたらします:

  • 重心を前に送り出す
  • 体幹が起き上がり、姿勢が安定する
  • 脳卒中の回復に必要な股関節伸展が促せる

通常のリハビリでは理学療法士が手を使って、骨盤などの動きをアシストすることで、少しでも歩きやすくする、という手技があります。

この方法ではセラピストの経験の差が生じやすく、結果的に回復の過程も変わってくる可能性があります。

一方、InoGear HE-1ではそのようなセラピスト間のばらつきはなく、どんな人でもどこで使用しても、一定のアシストをしながら歩行練習を行うことができます。

また通常セラピストの手は2点(両手)でサポートすることしかできませんが、InoGear HE-1は体幹、殿部、大腿の3点を物理的にサポートすることが可能となっています。

そのため、セラピストがサポートする以上のことがInoGear HE-1では実現できてしまうのです。

歩行訓練の質を上げる=回復を早める

脳卒中リハビリで重要なのは、正しい刺激を繰り返し動作を行い、脳に再学習させることです。

「inoGear HE-1」を使えば、骨盤を押し出すことで、股関節の伸展という動きが出やすくなります。

この股関節伸展は脳卒中片麻痺の回復のカギになる動きとなります。

簡単に言うと、脳の中で「歩く」という動作をおこなうための脳の中のスイッチを押してくれる役割が股関節伸展にはあります。

股関節が伸展している歩行練習を繰り返し、反復練習し脳に再学習させることで、歩く動作の再獲得を早めてくれます。

そんな、なかなかこれまでにはなったアプローチが可能となるInogear HE-1ですが、開発をされた株式会社INOMERの担当の方から、熱いメッセージを伺うことができましたので、ぜひ皆様にもご一読していただければと思います。

以下、開発者の方のメッセージです。

【開発者の想い】 理学療法士さんの徒手介助の技をロボットで再現する

inoGear HE-1の開発の着想は、リハビリテーションの現場にありました。
この製品は、理学療法士さんが行う徒手的な股関節介助動作を、機械的に再現することを目的に設計された着るロボットです。

片麻痺患者さんの歩行でみられる股関節の伸展不足や側方動揺に対して、理学療法士さんは、骨盤を手で前方に押し出すように介助を行いますが、この手技は経験が求められる、非常に高度な作業だと現場の先生方から伺いました。

inoGear HE-1は、アシストスーツの開発で培ったノウハウをもとに、この複雑な徒手介助を「ワイヤーで太ももの後面を牽引し、臀部を前方に押す」というメカニズムで再現します。
軽量で着脱性を兼ね備えた構造を、試作・検証のサイクルで実現しました。
実際に病院やクリニックで行ったプロトタイプの実証実験でも、着実な成果が見られています。

私たちが目指したのは、ロボットが人の代わりになることではなく、
人の介助を標準化し、誰もが安定した支援を受けられる製品をつくることです。

inoGear HE-1は、大がかりな装置ではありません。
まるでサポーターのように軽くて扱いやすい、着るロボットです。

「これ、手による介助の感覚に近い!」

―― 最初に試してくださった理学療法士さんの言葉が、今も印象に残っています。

「これは、みんなに試してもらいたい!」

「感覚が残っているんです!」
「どこに力を入れたらいいか、わかるんです!」
「ロボットの方がいいかも!」
 ―― 患者さんからも、たくさんの前向きな声をいただきました。

リハビリテーションの質を、もっと高く、もっと安定させたい。
そして、患者さんの「もう一歩」を、確実に支えたい。

そんな想いを込めて、私たちはこれからも開発を続けてまいります。

脳卒中の「麻痺側の足が動きにくい」方にこそ試してほしい

特にこんな方には、「inoGear HE-1」の使用がおすすめです:

  • ✔ 発症から6ヶ月以上経過した慢性期の脳卒中患者
  • ✔ 理学療法を受けているが、「歩行の伸び悩み」を感じている
  • ✔ 麻痺側の足の一歩が出ない/突っ張る/ふらつく
  • ✔ 装具を使って歩けるが、まだ自信が持てない

ぜひ一度ご相談下さい!

ナッセボディワークスの公式LINEからもお気軽にご相談可能です!

在宅リハビリや自費リハビリ施設でも活用可能

「inoGear HE-1」は、病院だけでなく、

  • 自費リハビリ施設
  • 介護付き有料老人ホーム
  • 訪問リハビリ(ポータブル使用)

といったさまざまな場面で実用可能な製品です。
導入に特別な設備は不要で、1名のスタッフでも使用可能な設計です。

まとめ:inoGear HE-1は“もう一歩”を支える

脳卒中片麻痺の方が、「あと一歩が出ない」「ふらついて怖い」と感じた時、
その“一歩”をやさしく後押ししてくれるのが「inoGear HE-1」です。

手技とテクノロジーの融合により、
安全で質の高い歩行リハビリを、より多くの人に提供できる時代が来ています。

詳しくは:株式会社INOMER公式サイトはこちら

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手