コラム COLUMN
脳卒中と脳梗塞の違いとは?わかりやすく解説
脳の病気について調べていると、「脳卒中」と「脳梗塞」という言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。
似ているようで実は意味が異なるこの2つの言葉。
正しく理解することで、病気への備えやリハビリの考え方も大きく変わってきます。
今回は「脳卒中と脳梗塞の違い」について、できるだけわかりやすく解説していきます。
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脳卒中とは何か?
脳卒中とは、脳の血管にトラブルが起きる病気の総称です。
つまり「1つの病名」ではなく、「脳の血管障害をまとめた呼び方」です。
脳卒中は大きく分けて、以下の3つに分類されます。
- 脳梗塞(血管が詰まる)
- 脳出血(血管が破れる)
- くも膜下出血(血管が破れて脳の表面に出血)
このように、脳卒中は「大きな枠組み」、脳梗塞は「その中の1つ」という関係になります。
脳梗塞とは何か?
脳梗塞は、脳の血管が詰まることで血流が途絶え、脳の細胞がダメージを受ける病気です。
血管が詰まる原因としては、以下のようなものがあります。
- 動脈硬化による血管の狭窄
- 心臓から飛んできた血栓(心原性脳塞栓)
- 細い血管が詰まるラクナ梗塞
脳梗塞は脳卒中の中でも最も多く、日本では約7割を占めるとされています。
脳卒中と脳梗塞の違いを一言でいうと
脳卒中と脳梗塞の違いは、以下のように整理できます。
- 脳卒中:脳の血管トラブル全体を指す言葉
- 脳梗塞:その中の1つ(血管が詰まるタイプ)
「果物」と「りんご」の関係に近いイメージです。
症状の違いはあるのか?
脳卒中は種類によって原因は異なりますが、症状には共通点があります。
- 片側の手足の麻痺
- しびれ
- ろれつが回らない
- 言葉が出にくい
- めまい・ふらつき
ただし、脳出血やくも膜下出血では、以下のような特徴的な症状が出ることもあります。
- 激しい頭痛(くも膜下出血)
- 急激な意識障害
いずれにしても「急に起こる」という点が非常に重要です。
なぜ違いを知ることが重要なのか?
脳卒中と脳梗塞の違いを知ることは、再発予防やリハビリの方向性を考える上でも重要です。
例えば脳梗塞の場合は、再発予防として以下の管理が重要になります。
- 血圧管理
- 糖尿病のコントロール
- コレステロール管理
- 適度な運動
一方で脳出血では、特に血圧管理がより重要になります。
つまり、「どのタイプの脳卒中なのか」によって対策が変わるのです。
まとめ
脳卒中と脳梗塞の違いをまとめると以下の通りです。
- 脳卒中は、脳の血管トラブルの総称
- 脳梗塞は、その中の1つ(血管が詰まるタイプ)
言葉の違いを正しく理解することで、ご自身やご家族の状態をより正確に把握することにつながります。
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