コラム COLUMN
脳卒中後、屋外の段差やちょっとしたつまずきが怖いあなたへ
「外を歩いていると、ちょっとした段差でつまずきそうで怖い」
「何もないところでも足が引っかかる感じがする」
脳卒中後、このような不安を感じている方は非常に多くいらっしゃいます。
実はこの“つまずきやすさ”には明確な理由があり、適切な対策を取ることで改善が期待できます。
なぜ段差やちょっとした場所でつまずきやすくなるのか?
- 足がどれくらい上がっているか分かりにくい(感覚のズレ)
- 足を出すタイミングがズレる
- 注意が分散すると足元への意識が薄れる
特に屋外では、周囲の情報が多いため、これらの問題が一気に表面化しやすくなります。
実は多い「つまずきやすいポイント」
段差だけでなく、日常の中にはつまずきやすい場所がたくさんあります。
- 歩道と車道の境目(数cmの段差)
- マンホールや側溝のフタ
- 点字ブロック
- アスファルトの凹凸やひび割れ
- コンビニや店舗の入口のわずかな段差
- エレベーターや電車の乗り降りの隙間
- 人混みで歩幅が乱れる場面
これらは「大きな段差ではない」ため油断しやすく、結果としてつまずきやすいポイントになります。
また杖をついていると、その接地場所にも気を取られてしまい、さらにつまづきやすい環境となります。
つまずきを防ぐための具体的な対処方法
① 足元を見る“タイミング”を決める
ずっと足元を見るのではなく、「段差の手前だけ確認する」など、視線の使い方を決めることが重要です。
これにより、必要以上の不安を減らすことができます。
② 小さくても“確実に上げる”意識
大きく足を上げようとするとバランスを崩しやすくなります。
それよりも「引っかからない高さまで確実に上げる」ことがポイントです。
③ 一度止まる勇気を持つ
段差や不安な場所では、無理に歩きながら越えようとせず、
「止まる → 確認 → 動く」という流れを作ることで安定性が高まります。
④ 歩幅を少し小さくする
人混みや凹凸の多い場所では、歩幅を小さくすることでコントロールしやすくなります。
結果として、つまずきのリスクを減らすことができます。
⑤ 足裏の感覚を意識する
「今どこに体重が乗っているか」を意識するだけでも、安定性は変わります。
感覚が曖昧な方ほど、この意識づけが重要です。
⑥ “危険ポイント”を事前に予測する
点字ブロックや段差の多い場所では、「ここは引っかかりやすい」と事前に意識することで、動きの準備ができます。
怖いと感じるのは正常な反応です
つまずきが怖いと感じるのは、転倒を防ぐための大切な感覚です。
ただし、その不安が強すぎると外出を控えてしまい、結果として身体機能の低下につながる可能性もあります。
大切なのは、「怖さをなくすこと」ではなく、
「コントロールできる不安に変えていくこと」です。
上記に記載しているポイントも慌てずに一つずつ対処していくことが大切です。
一度にすべてを解決しようと焦ってしまうことがかえってつまづきを増やしてしまうことにつながる可能性を高めます。
まとめ
屋外でのつまずきやすさは、多くの脳卒中後の方が抱える悩みです。
そしてその多くは、適切な対策と練習によって改善が可能です。
- つまずきやすいポイントを知る
- 視線や歩き方を工夫する
- 感覚やタイミングを整える
これらを積み重ねることで、「怖い」から「対処できる」へと変わっていきます。
「外を安心して歩きたい」と感じている方へ
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、段差や屋外歩行に不安のある方に対して、
実際の生活場面を想定したリハビリを行っています。
「このままずっと怖いままなのかな…」と感じている方は、
どういうところに気を付けるべきなのか、歩き方などから考えられる注意点などを
LINEでお伝えしています。

まだまだ屋外も歩きたい!買い物にも歩いていきたい!という気持ちがある方は、メッセージください。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
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