コラム COLUMN
パーキンソン病で「このまま歩けなくなるの?」と不安になったときに知ってほしいこと
「最近、歩くのが遅くなってきた」
「つまずくことが増えた」
「このまま歩けなくなるのではないか…」
パーキンソン病と向き合う中で、このような不安を感じる方はとても多いです。
ですが結論から言うと、適切な対策を行うことで“歩ける状態を長く維持することは十分可能”です。
このコラムでは、不安を感じたときに知っておいてほしい大切なポイントをお伝えします。
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パーキンソン病で歩きにくくなる理由
パーキンソン病では、脳内のドーパミンという物質が減少することで、体の動きを調整する機能が低下します。
その結果、以下のような症状が出やすくなります。
- 歩幅が小さくなる(小刻み歩行)
- 歩き出しにくい(すくみ足)
- 方向転換で止まりやすい
- 姿勢が前かがみになる
これらは筋力が弱いからというよりも、「動きのコントロール」がうまくいかなくなることが大きな原因です。
「歩けなくなるかどうか」は今の状態だけでは決まらない
多くの方が「進行性の病気=いずれ歩けなくなる」と考えてしまいます。
しかし実際には、経過には大きな個人差があります。
同じパーキンソン病でも、長年自立歩行を維持されている方も多く存在します。
重要なのは、病気そのものよりも以下の要素です。
- 日常生活でどれだけ体を動かしているか
- 適切なリハビリを行っているか
- 動きにくさに対して正しい対処ができているか
つまり、今からの行動次第で未来は大きく変わるということです。
歩行能力を保つために重要な3つのポイント
①「大きく動く」意識を持つ
パーキンソン病では、動きが徐々に小さくなっていく傾向があります。
そのため、意識的に「大きく動く」ことがとても重要です。
- 歩幅を広げる意識
- 腕をしっかり振る
- 背筋を伸ばす
これだけでも歩行の安定性は大きく変わります。
当施設では「大きく動く」をテーマにした治療アプローチ方法であるLSVTの認定セラピストがリハビリの対応をおこないます。
②リズムやきっかけを活用する
すくみ足には「外からの刺激」が有効なことが多いです。
- 「1・2」と声に出して歩く
- 床の線をまたぐように歩く
- メトロノームなどのリズムを使う
これは脳の別の回路を使って動きを引き出す方法です。
③専門的なリハビリを取り入れる
自己流だけでは限界があるため、専門的な視点での介入が重要です。
特に以下のようなアプローチは効果的です。
- 姿勢調整(前かがみの改善)
- 体幹や下肢の協調性トレーニング
- 感覚入力を活用した歩行練習
特に姿勢改善については、ただ伸ばせばよい、という誤ったアプローチにより、かえって状態を悪化させてしまうケースもあるため、専門家のサポートを得ることが必要と考えます。
不安を感じることは決して悪いことではない
「歩けなくなったらどうしよう」と考えるのは、とても自然なことです。
むしろその不安は、今の状態を維持・改善するための大切なサインでもあります。
一方で、歩きにくいからやめておこう、などと動くことを控えれば控えるほど、
身体はさらに動きにくくなっていくことも事実です。
何もしない、のではなく、どうすればうまく動かせるのかを常に探し続けるモチベーションが必要になります。
とはいえ、実際にはどう動かせばよいのか分かりにくいと思ったその時が、相談するタイミングです。
まとめ
- パーキンソン病で歩きにくくなるのは「動きのコントロール低下」が主な原因
- 歩けなくなるかどうかは今後の行動で大きく変わる
- 「大きく動く」「リズムを使う」「専門的リハビリ」が重要
将来に対する不安はゼロにはできません。
しかし、正しい知識と適切な対策によって、その不安を「安心」に変えていくことはできます。
実際に動けた!という感覚は、パーキンソン病のリハビリにおいてとても重要で、
まだ動けるんだと思える気持ちが、改善を後押ししてくれます。
まずは一度、ご相談ください
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、パーキンソン病の方に対して、歩行や姿勢に特化したリハビリを提供しています。
「最近歩きにくい」
「このままで大丈夫か不安」
そう感じたタイミングが、最も改善のチャンスです。
現在、初回体験リハビリも実施しております。
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「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。