コラム COLUMN
多発性硬化症とは? 症状・原因・リハビリまでわかりやすく解説
「多発性硬化症」という言葉を聞いたことはあるけれど、
どんな病気なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
多発性硬化症は、
脳や脊髄といった中枢神経に影響を与える疾患で、症状の出方や経過が人によって大きく異なるのが特徴です。
この記事では、多発性硬化症の基本的な病態から症状、リハビリの考え方まで、できるだけわかりやすく解説します。
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多発性硬化症とは?
多発性硬化症(MS:Multiple Sclerosis)は、自分の免疫が誤って神経を攻撃してしまう「自己免疫疾患」の一つです。
本来、神経は「髄鞘(ずいしょう)」という絶縁体のような組織に覆われています。
この髄鞘があることで、電気信号はスムーズに伝わります。
しかし多発性硬化症では、この髄鞘が免疫の異常によって壊されてしまいます。
その結果、神経の情報伝達がうまくいかなくなり、さまざまな症状が現れます。
どんな症状が出るのか?
多発性硬化症の症状は非常に多様で、病変の場所によって異なります。
- 手足のしびれや感覚の低下
- 力が入りにくい(筋力低下)
- 視力低下や視野の異常(視神経炎)
- ふらつきやバランス障害
- 歩きにくさや疲れやすさ
- 排尿・排便のトラブル
特徴的なのは、「良くなったり悪くなったりを繰り返す(再発寛解)」ことです。
一時的に症状が改善しても、再び悪化することがあるため、長期的な視点での管理が重要になります。
原因は何か?
多発性硬化症のはっきりとした原因は、現在も完全には解明されていません。
しかし、以下の要因が関与していると考えられています。
- 免疫の異常
- 遺伝的な要素
- ウイルス感染
- 環境要因(ビタミンD不足など)
複数の要因が重なって発症すると考えられており、「これだけが原因」という単純な病気ではありません。
治療とリハビリの役割
多発性硬化症の治療は大きく分けて3つあります。
- 再発時の治療(ステロイドなど)
- 再発予防の治療(疾患修飾薬)
- 症状に対する対症療法
そして、ここに非常に重要なのが「リハビリ」です。
多発性硬化症では、症状の変動に合わせて身体の使い方も変わります。
そのため、単に筋力を鍛えるだけでなく、
- 効率的な身体の使い方を学ぶ
- 疲労をコントロールする
- 再発後の機能回復を促す
といった視点が重要になります。
リハビリで大切なポイント
1. 疲労管理(エネルギーコントロール)
MSの方は「疲れやすさ」が非常に強く出ることがあります。
やりすぎは逆に症状悪化につながるため、適切な負荷設定が重要です。
2. 症状の変動に合わせた対応
日によって状態が変わるため、その日のコンディションに合わせた柔軟なリハビリが必要です。
3. 神経の回復を促すアプローチ
完全に元通りにすることが難しい場合でも、神経の可塑性を活かすことで機能改善は十分に期待できます。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚でできること
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚でのアプローチ
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、多発性硬化症の特性を踏まえ、神経筋促通を単独で行うのではなく、神経可塑性を引き出す運動学習、姿勢・体幹制御の再構築、さらに疲労管理を組み合わせた包括的なアプローチを実施しています。
単に筋力を高めるのではなく、
「残存している神経機能をいかに効率よく使えるか」に着目し、
日常生活での動作改善につなげることを重視しています。
また、その日の体調や症状の変動に応じて負荷や内容を柔軟に調整し、無理なく継続できるリハビリを提供しています。
まとめ
多発性硬化症は、中枢神経に影響を与える自己免疫疾患であり、症状の出方や経過が人によって大きく異なります。
「治らない病気」と捉えられがちですが、適切な治療とリハビリによって、生活の質を高めることは十分に可能です。
特にリハビリでは、単なる筋力強化ではなく、「その人に合った身体の使い方」を見つけていくことが重要になります。
もし現在のリハビリに不安がある場合は、一度専門的な視点で身体の状態を見直してみることも選択肢の一つです。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。