コラム COLUMN
夜間の移動が怖さを減らす 照明と動線の整え方
夜中のトイレが近づくと、気持ちが先に構えてしまう。
廊下が暗くて、足元が見えにくい。
眠気で体が動きにくく、ふらつく気がする。
退院後、夜間の移動は多くの方がつまずき、転倒しやすい場面です。
夜の不安は「夜だから怖い」という単純な話ではありません。
暗さ、眠気、焦り、足元の環境が重なることで、転倒リスクが上がりやすい条件がそろいます。
この記事では、家でできる対策を現実的な順番でまとめます。

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夜間に不安が強くなりやすい理由
- 視覚情報が減って、足元の段差や物が見えにくい
- 眠気で反応が遅れ、方向転換が雑になりやすい
- 急ぎたい気持ちが出て、一歩目が乱れやすい
- 日中より体が動きにくく、歩幅が小さくなりやすい
夜に怖さが出る方ほど、実は「一歩目」「止まる」「方向転換」で不安定さが出やすいことがあります。
そこを支えるのは練習だけでなく、環境づくりです。
家で最優先は「光」と「床」です
夜間の対策は、頑張るよりも整える方が効率的です。
まずは転びにくい条件を作ることが第一歩になります。
照明の整え方
- 人感センサーライトを動線に置く(寝室からトイレまで)
- 足元灯で影を減らす
- トイレの照明はすぐ点くものにする(ここもセンサーライト推奨)
- スイッチが遠い場合は配置や導線を見直す
床と動線の整え方
- ラグ、マット、コード、新聞などを動線から外す
- 角でぶつからないように、通路の幅を確保する
- 夜だけでも置きっぱなしの物を減らす
- スリッパは滑りやすい場合があるため使用を控える
動作の面では「一度止まってから動く」を合言葉にします
夜間は焦りが出やすいです。
その結果、立ち上がってすぐ歩き出し、ふらついてしまうことがあります。
起き上がりから歩行までを、ワンテンポ分けるだけで安定しやすくなる方もいます。
- 立ち上がったら一度止まる
- 足元を確認してから一歩目を出す
- 曲がり角は小さく確実に方向転換する
この、「一度止まる」ことができるバランス能力も必要になってきます。
動いている最中でも不安定になりそうだな、と思ったときに、一度止まって再度、安定した状態をつくりなおす「間」をもてる、バランスが必要になります。
セルフケアだけで抱え込まない方がよい分岐点
夜間の転倒は、生活を一気に縮めてしまうきっかけになりやすいです。
次のような状態がある場合は、家の工夫に加えて、専門家と歩行や動作の整理を行うことをおすすめします。
- 夜にヒヤッとする場面がある
- 夜間の移動が怖くて水分を控えるなど、生活に影響が出ている
- トイレ前後の方向転換で足が絡みそうになる
- 家族が夜中の見守りで睡眠不足になってきた
状況整理の相談はLINEで可能です。
「どの場所が一番怖いか」だけでも教えてください。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚での考え方
当施設では、カウンセリングで現状と目標を深く確認し、現状を丁寧に説明した上で必要なリハビリを一から構成します。
夜間の不安は、歩行だけでなく生活環境も含めて整理することで、安心につながりやすいテーマです。
環境の調整やバランス能力の向上など、どうすれば夜間も安全に移動できるのか、その人に合った調整や方法をご提案させていただいています。
まとめ
- 夜間は暗さ、眠気、焦りが重なり、一歩目や方向転換で不安定になりやすい
- 最優先は照明(センサーライトなど)と床の整備(動線の障害物を減らす)
- 動作は「立ったら一度止まる」「足元確認して一歩目」が安定につながりやすい
- ヒヤッとする、生活に影響が出る、家族の負担が増えたら専門家へ相談
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。