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脳梗塞片麻痺特有の「つまずきの不安」を外出の自信につなげる歩行の整え方(伊丹・宝塚)

コラム

「最近よくつまずくようになった」

「麻痺側の足先が引っかかって、外に出るのが怖い」

退院後の脳卒中片麻痺の方から、こうした声は少なくありません。

ご本人は転倒が怖くなり、ご家族は見守りに神経を使い、外出の回数がいつの間にか減っていく。

そうすると生活が小さくなってしまい、気持ちも沈みやすくなります。

ただ、つまずきには「起きやすい条件」があります。

条件が分かると、やみくもに頑張るよりも、優先順位をつけて整えられるようになります。

この記事では、退院後につまずきが増えやすい理由、自宅で押さえたいポイント、そして専門家に相談したほうがよい分岐点をまとめます。

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つまずきは「足が上がらない」だけで起きるわけではありません

事実として、歩行のつまずきは、足先の上がり方だけでなく、体重移動やタイミング、姿勢、疲労など複数の要素が重なって起こりやすくなります。

  • 足先が上がりにくい(足首の動きや出力の問題)
  • 麻痺側に体重が乗りにくく、健側へ逃げる(左右差が大きい)
  • 一歩のタイミングが遅れて、足が出る位置がずれる
  • 疲れてくるとフォームが崩れ、クリアランスが下がる
  • 注意がそれた瞬間に足が引っかかる(段差や敷居で起きやすい)

「足を上げる練習」だけ増やしても、体重移動やタイミングが整わないと、つまずきが残りやすい方がいます。

逆に、歩行全体を分解して弱いところを補うと、安心感が増しやすくなります。

退院後につまずきが増えやすいタイミング

つまずきはいつも同じ強さで出るとは限りません。

まずは「どの場面で増えるか」を把握すると、対策が立てやすくなります。

  • 家の敷居やラグ、小さな段差をまたぐとき
  • トイレなど狭い場所で方向転換するとき
  • 急いだとき、呼ばれて振り向いたとき
  • 夕方など疲れてきた時間帯
  • 屋外の傾きやでこぼこした路面

事実として、歩行は環境の影響を強く受けます。

退院後は活動範囲が広がる一方で、病院より環境が不規則になり、つまずきのリスク場面に遭遇しやすくなります。

自宅で押さえたい優先ポイント

ここでの狙いは「量を増やす」より、「つまずきを起こしにくい条件を作る」ことです。

ご本人とご家族が同じ基準を持てると、練習も見守りも楽になります。

歩き始めの一歩目を丁寧にする

つまずきが多い方ほど、歩き始めにバタつきが出やすいことがあります。
事実として、一歩目は姿勢と重心の位置が決まりやすい場面です。
一歩目が整うと、その後の数歩も安定しやすくなります。

方向転換を「小さく急がず」にする

狭い場所の方向転換は、足が交差しやすく、引っかかりが出やすい場面です。
方向転換だけを分けて練習すると、歩行全体の不安が軽くなる方もいます。

疲労で崩れる前に休憩を入れる

推測ですが、退院後は「できる日は頑張ってしまう」ことで疲労が積み上がり、結果としてフォームが崩れやすくなることがあります。
休むタイミングを先に決めると、外出の見通しが立ちやすくなります。

セルフケアだけで抱え込まない方がいい分岐点

セルフケアは大切です。一方で、次の状態がある場合は、自己流で積み上げるより、専門家と一緒に歩行を分解して整理する価値が高いです。

  • つまずきが増えて、外出回数が目に見えて減ってきた
  • ヒヤッとする場面があり、ご家族が見守りに疲れてきた
  • 足を上げようと頑張るほど、体が固まり歩きにくくなる
  • 装具や杖が今の状態に合っているか分からない
  • 痛みが出て、動き方が変わってきた

事実として、つまずきには複数の要素が関わります。

上の分岐点がある場合は、支持性やタイミング、環境への適応の仕方を含めて、評価にもとづく組み立て直しが必要になっている可能性があります。

「うちの場合は何が原因っぽいのか」だけでも構いません。状況整理の相談はLINEでも可能です。

公式LINEで歩行とつまずきの不安を相談する

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚の自費リハビリでの考え方

当施設では、最初にカウンセリングで現状と目標を深く確認し、現状を丁寧に説明した上で、目標達成に必要なリハビリを一から構成します。

つまずきに対しても「足首だけ」ではなく、歩行全体を分解して、どこを優先するかを決めます。

安全と反復を両立しやすい環境として アンウェイを活用する場面もあります

歩行練習の鍵は、安全を確保しながら反復を積み上げることです。免荷歩行装置アンウェイは、転倒リスクを抑えつつ歩行の反復に集中しやすい環境づくりに役立つことがあります。

事実として、安全が確保されると練習量を確保しやすくなります。推測として、安心して歩ける環境は余計な力みを減らし、つまずきに関わるフォームの安定につながることがあります。

まとめ

  • つまずきは足の上がりだけでなく 体重移動 タイミング 疲労 環境が重なって起きやすい
  • 退院後は敷居 方向転換 疲労時など「増える場面」を把握すると対策が立てやすい
  • 自宅では一歩目 方向転換 休憩設計を優先すると不安が整理されやすい
  • 外出が減る ヒヤッとする 痛みが出る場合は 専門家と歩行を分解して組み直す価値が高い

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「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手