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この混乱状態で仕事ができるか不安 高次脳機能障害で悩むあなたに

コラム

「体は少し動くようになってきた。でも、仕事のことを考えると頭が真っ白になる」

「同時にいくつか頼まれると混乱する気がする。ミスをしたらどうしよう」

脳卒中後の復職で、こうした不安は珍しくありません。

本人は頑張りたいのに、家族から見ると疲れ方や集中の切れ方が以前と違う。

そうなると、どう支えたらよいか分からなくなります。

この記事では、高次脳機能(注意、記憶、段取りなど)の視点から、復職準備をどう組み立てると進めやすいかを整理します。

読むことで「不安の正体」と「次の一手」が見えやすくなるはずです。

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復職でつまずきやすいのは「能力」より「環境と段取り」のズレ

仕事は多くの場合、注意の切り替え、情報の保持、優先順位づけ、時間管理が同時に求められます。

脳卒中後は、見た目の体調がよくても、これらが以前と同じように回らないことがあります。

この状態は他の人が見てもあまり気づきにくく、場合によっては本人も気づいていないこともあります。

ただし、これは「戻れない」という意味ではありません。

必要な支え方を整えずに復職を急ぐと、ミスの経験が不安を増やし、余計にパフォーマンスが落ちる悪循環になりやすいです。

逆に、環境と手順を先に整えると、安定して積み上げやすくなります。

高次脳機能は「業務の流れ」に落とし込むと対策が立つ

高次脳機能といっても抽象的なので、まずは仕事を流れで分解します。

  • 始業準備(今日やることの確認、優先順位)
  • 依頼を受ける(メモ、復唱、確認)
  • 作業を進める(中断からの再開、同時進行の管理)
  • 締切に合わせる(見積もり、途中報告、調整)
  • 終業処理(振り返り、明日の準備)

よく出やすい困りごとと、観察ポイント

  • 注意が散る(話しかけられると作業が止まる、騒音で疲れる)
  • 記憶が不安(聞いた内容が抜ける、口頭指示が残りにくい)
  • 段取りが不安(優先順位がつけにくい、時間が読めない)
  • 処理速度が落ちる(以前のペースを目標にすると焦る)

時間がかかる、段取りがうまく組めない、一旦作業を中断すると再開するために時間がかかる、など今まではできていたことも、脳卒中後にはおこないにくくなっていることがある場合もあります。

家でできる準備は「失敗しにくい仕組み」を先に作る

復職準備というと、難しい課題に挑戦したくなりますが、退院後はまず仕組みづくりのほうが効果的なことがあります。

仕組みの例

  • やることを1枚にまとめる(今日のタスク、順番、所要時間の見積もり)
  • 口頭指示を前提にしない(メモ、チェックリスト、復唱)
  • 中断が起きても戻れる形にする(再開ポイントを残す)
  • 休憩を先に予定に入れる(疲れてからでは遅れやすい)

高次脳機能障害があると認識している方ほど、「頑張って集中する」方向に寄りやすいです。

しかし、集中は気合いで長時間維持するより、環境と手順で支えたほうが再現性が上がりやすいです。

上記のことも、最初は慣れない作業の一つになりますが、復職する前から習慣化するつもりで取り組むことで、復職後の負担も軽減される可能性があります。

自分たちだけで進めるより、相談した方がよい分岐点

セルフケアや工夫は有効です。

ただ、次の状態がある場合は、専門家と一緒に業務設計を組み直す価値が高いです。

  • ミスが怖くて挑戦できず、行動量が落ちてきた
  • 家族の声かけが増え、本人も家族も疲れてきた
  • 「何が苦手か」が本人の言葉で整理できず対策が立てにくい
  • 通勤や職場の刺激(騒音、人混み)で疲労が強く出る
  • 感情の波が大きくなり、日によって極端にパフォーマンスが変わる

復職は本人の努力だけでなく、環境調整と業務の切り分けが重要になりやすいテーマです。

上の分岐点がある場合は、課題の特定と優先順位づけを第三者が入って整理することで、現実的な一歩が作りやすくなります。

状況の整理だけでも構いません。公式LINEから相談できます。

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ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚の自費リハビリでの組み立て

当施設では、カウンセリングで現状と目標を深く確認し、現状を丁寧に説明した上で、目標達成に本当に必要なリハビリを一から構成します。

復職に関しては「何をできるようにするか」だけでなく、「どうすれば安定してできるか」を一緒に組み立てます。

復職に向けた整理の例

  • 仕事内容の棚卸し(毎日発生する作業、突発対応、締切の有無)
  • 負荷の見積もり(集中が何分続くか、中断が入るとどうなるか)
  • 作業の標準化(チェックリスト化、手順化、ミスの予防策)
  • 家族と職場への共有ポイント整理(本人の困りごとを言語化する)

まずは予約の前に相談を

いきなり通うかどうかを決めなくても大丈夫です。まずは公式LINEでご相談下さい。

  • 仕事を流れで分解する
  • 注意 記憶 段取りの困りごとを言語化する
  • 家庭でできる仕組みづくり

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まとめ

  • 復職の不安は、能力よりも環境と段取りのズレで大きくなりやすい
  • 高次脳機能の対策は、仕事を流れで分解すると具体策が立てやすい
  • 家では「失敗しにくい仕組み」を先に作ると安定しやすい
  • 不安が強く行動量が落ちる 家族の負担が増える場合は専門家と整理する価値が高い
  • LINEでご相談ください。  https://lin.ee/N81c8Zg

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手