コラム COLUMN
脳卒中後でも「近所の買い物」はできる 自信につなげる歩行練習の考え方
「脳卒中のあとでも、近所のスーパーくらいなら行けるのかな」
退院が近づくほど、こうした不安は現実味を帯びます。
病院の廊下では歩けても、家の玄関、段差、路面の傾き、人の多さとなると別物です。
ご本人は怖さが増え、ご家族は転倒が心配で外出自体を止めたくなることもあります。
ただ、外出を完全に避け続けると、生活の選択肢が狭まりやすくなります。
この記事では「買い物」をゴールの例にして、退院後の歩行をどう組み立てると次の一歩が踏み出しやすいかを、分かりやすくまとめます。
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まず決めたいのは「買い物」の中身です
買い物と一言でいっても、必要な力は人によって違います。
最初に、どの買い物を目標にするかを具体化すると道筋が作りやすくなります。
- 距離はどれくらいか(家の前だけ、300m、1kmなど)
- 時間帯はいつか(人が少ない時間から始めるなど)
- 荷物は持つのか(持たない、軽い袋、リュックなど)
- 休憩場所はあるか(ベンチ、車、店舗の椅子など)
上記の要素に加えて、安定した歩行をおこなうためには筋力だけでなく、タイミング、左右差、バランス、持久力、注意の配分が絡みます。
買い物は「歩く+止まる+方向転換+手を伸ばす」が必要になるため、どこでどのような動きが必要なのか、イメージして臨むことが大切です。
家で優先しやすい練習は「外に出る前の安全設計」
退院直後は、練習量を増やすより、外出に必要な要素を整理して準備する方が安心につながりやすいです。
単純なおしり上げなどをいくら繰り返しやっていても、
「よし、これで買い物にいける!」
という自信の向上にはつながりにくいです。
優先順位をつけると続きやすいポイント
- 歩き始めの一歩目でふらつかない準備をする(買い物では立ち止まって歩いてを繰り返す)
- 疲れたときにフォームが崩れない範囲を知る(気づかぬうちに距離を歩いてしまう対策)
- 方向転換で足が絡まないように動きを分けて練習する(買い物は直線的に動くだけでない)
推測として、外出が怖い方ほど「歩く」より前に「止まる」「向きを変える」「一歩目を出す」場面で不安が強いことがあります。
歩くことはできるようになっても、外出に不安があるのは、屋内と環境が異なるという部分に起因していることもありますが、
様々なパターンを想定して屋内での歩行練習を勧められることで、外出の心理的ハードルが下がりやすくなります。
自分たちだけで抱え込まない方がよい分岐点
セルフケアは大切です。
一方で、次の状態がある場合は、歩き方の調整や安全確保を含めて専門家と一緒に組み直す価値が高いです。
- ヒヤッとする場面が増え、外出を避ける日が増えてきた
- 歩くほど左右差が大きくなり、麻痺側が固まる感じが増す
- つまずきや膝折れが出て、本人の恐怖心が強くなっている
- 介助が前提になり、ご家族の負担が増えている
事実として、歩行は複数要素の組み合わせです。
、上のようなサインがある場合は、支持性やタイミング、感覚入力の整理が必要になっている可能性があります。
無理に押し切るより、評価にもとづいて安全に反復できる形へ組み替える方が、外出へつながりやすくなります。
「うちの場合はどう整理したらいいか」だけでも構いません。
途中の段階でLINEから相談できます。
公式LINE退院後の外出について相談する
ナッセボディワークス兵庫伊丹 宝塚での考え方
当施設では、最初にカウンセリングで現状と目標を深く確認し、必要なリハビリを一から組み立てます。
歩行に特化しながら、上肢も含めて生活全体で整えることを大切にしています。
歩行は「安全に反復できる環境」を作る
歩行練習では、免荷歩行装置アンウェイを活用し、転倒リスクを抑えながら反復しやすい環境を作ります。
アンウェイなどで安全が確保されると練習量を確保しやすくなります。
安心できる環境は恐怖心の軽減にもつながり、フォームづくりに良い影響を与えることがあります。
まとめ
- 「買い物」は距離 荷物 時間帯まで具体化すると道筋が作りやすい
- 退院直後は外に出る前の安全設計(止まる 向きを変える 一歩目)を優先する
- ヒヤッとする場面が増える 左右差が強まる場合は専門家と組み直す価値が高い
- 当施設はカウンセリングで現状と目標を整理し 歩行を中心に一から構成する
- LINEで 相談ができる https://lin.ee/N81c8Zg
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。