コラム COLUMN
麻痺があっても階段は安全にできる! その方法について
上りはまだ何とかなる。
でも、下りが怖い。
一段目に足を出す瞬間、身体が固まる。
手すりを強く握りしめないと動けない。
後ろに人がいると、余計に焦る。
「もし踏み外したら」 「転んだら大けがになる」
そう考えた瞬間、足が出なくなる。
このコラムは、脳卒中後に階段昇降への強い不安を感じている方へ向けて書いています。
なぜ怖くなるのか。
そして、どうすれば安全に階段と向き合えるのか。
身体機能の視点から整理します。
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階段は“歩行”とはまったく別の動作
平地を歩けるからといって、
階段が安全に昇り降りできるとは限りません。
階段では、
- 片脚で全体重を支える時間が長い
- 重心を前後に大きく移動させる
- 段差の高さを正確に認識する
といった能力が必要になります。
特に下りでは、
身体を前方にコントロールしながらブレーキをかける力が求められます。
片麻痺があると何が起きるか
脳卒中後の片麻痺では、
- 麻痺側への荷重不足
- 大腿四頭筋の遠心性収縮(筋肉を伸ばしながら力を入れる)の弱さ
- 足関節の可動域制限
- 足底感覚の低下
が影響します。
下り階段では特に、
「支えながらゆっくり降ろす力」が必要です。
この時、上記にあるような遠心性収縮という力が必要になります。
ここが弱いと、身体が前に落ちる感覚が強くなります。
それが恐怖につながります。
視覚への依存と恐怖の増幅
段差を確認し続けようと、足元ばかりを見る。
すると姿勢が前かがみになります。
重心が前方へ移動し、さらに不安定になります。
これが「怖い」の悪循環です。
避け続けると起きること
階段を使わなくなる。
エレベーターを探す習慣になる。
下肢筋力がさらに低下する。
結果として、ますます階段が怖くなる。
これは非常に多い流れです。
改善のために必要な視点
必要なのは、闇雲な反復ではありません。
階段動作を分解することです。
- 麻痺側での片脚支持安定
- 体幹の前後制御能力
- 大腿四頭筋の遠心性コントロール
- 足関節の可動域改善
これらを段階的に積み上げることで、不安は軽減できます。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚でできること
当施設では、まず階段動作を動画分析します。
どの瞬間に不安定になるのか。
どの関節、筋肉が十分に使えていないのか。
そこを明確にします。
当施設は、
「もう一度外出を楽しみたい」 「旅行に行きたい」
という目標に向けて取り組まれています。
階段は避け続けるものではなく、整えれば向き合える動作です。
まとめ
階段が怖いのは、あなたが弱いからではありません。
身体が必要な機能を発揮できていないだけです。
原因を整理すれば、対策は立てられます。
もし今、不安を抱えたまま我慢しているなら、
一度ご相談ください。
公式LINEからお気軽にご連絡いただけます。
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階段を「怖い場所」から「通れる場所」へ。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。