コラム COLUMN
脳卒中片麻痺で「体が揺れる」と感じる原因とは?
立っているだけなのに、ふわっと揺れている感じがする。
真っ直ぐ歩いているつもりなのに、横に流れていく。
周りからは「大丈夫そうに見える」と言われる。
でも自分の中では、常に不安定。
このコラムは、脳卒中後の片麻痺があり、
「体が揺れる感覚」に悩んでいる方へ向けて書いています。
その正体を整理し、改善の方向性を明確にします。
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揺れているのは“感覚”か“実際の重心”か
まず重要なのは、
本当に身体が大きく揺れているのか。
それとも、揺れている“感覚”が強いのか。
脳卒中後は、
- 体性感覚の低下
- 足裏感覚の鈍さ
- 関節位置覚の誤差
が起こることがあります。
すると、実際の重心位置と、脳が感じている位置にズレが生じます。
このズレが「揺れている感覚」につながります。
片麻痺特有の荷重の偏り
もう一つ大きいのは荷重バランスです。
無意識に健側へ体重をかけ続けていませんか。
麻痺側に十分な荷重ができないと、
- 重心が常に片側へ偏る
- 修正動作が遅れる
- 横揺れが増える
という状態になります。
結果として「揺れている」感覚が強くなります。
体幹の反応速度の低下
揺れを止めているのは脚だけではありません。
実際には体幹の瞬間的な筋反応が重要です。
脳卒中後は、
- 腹斜筋
- 多裂筋
- 中殿筋
などの協調性が低下することがあります。
すると外からのわずかな刺激でも揺れやすくなります。
実際には体幹が揺れていることだけでは、そこまで揺れを感じにくくても、頭が不安定だと揺れを感じることもあります。
体幹部分の揺れが大きくなると、頭も揺れてしまい、その結果として揺れを感じやすくなる場合もあります。
視覚への依存
足裏感覚や体幹反応が低下すると、
人は視覚に頼るようになります。
床の模様が変わっただけで不安定になる。
暗い場所で揺れが強くなる。
これもよくある特徴です。
放置するとどうなるか
揺れが怖くなり、活動量が減る。
さらに筋出力が低下する。
バランスが悪化する。
悪循環に入る前に、何が揺れを感じさせているのか?、原因を整理することが重要です。
改善の方向性
必要なのは、
- 麻痺側への正確な荷重練習
- 足底感覚の再学習
- 体幹の反応速度向上
- 視覚依存を減らすバランス練習
これらを段階的に行うことです。
まずはの自分自身の状態を把握することが大切です。
その上での上記のアプローチを適切に行うことが改善への近道です。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚でできること
当施設ではまず、
揺れの原因が感覚なのか、筋出力なのか、姿勢制御なのかを評価します。
その上で、
- 麻痺側荷重の再構築
- 動的バランストレーニング
- 体幹協調性の改善
を個別に組み立てます。
当施設では、50代〜70代の比較的若い利用者様も多く、
外から見ると大きな揺れはなくても、本人は揺れを感じているという方もいて、
「もう一度安定して歩きたい」という目標に取り組まれています。
まとめ
体が揺れる感覚には、必ず理由があります。
気のせいではありません。
原因を分解すれば、対策は立てられます。
もし今、不安を抱えながら生活しているなら、
一度ご相談ください。
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揺れない身体づくりは、今からでも可能です。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。