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リハビリ業界で進むAI・デジタル化 ~私たちのリハビリはどう変わるのか~

コラム

近年、リハビリテーション業界ではAIやデジタル技術、データ活用が重要なテーマとして注目されています。
アメリカ理学療法士協会(APTA)のサミットでも、今後のリハビリの質を左右する要素として、テクノロジーの活用が繰り返し議論されました。

一方で、現場や利用者の立場からは
「AIが入ると何が変わるのか」
「人がやるリハビリは必要なくなるのか」
といった声も聞かれます。

このコラムでは、最新の動向を踏まえながら、脳卒中やパーキンソン病などでリハビリを続けている方にとって、AIやデジタル技術がどのような意味を持つのかを整理していきます。

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なぜ今、AIやデータ活用が注目されているのか

リハビリ業界でAIやデジタル技術が注目される背景には、いくつかの理由があります。

まず一つ目は、リハビリの効果を客観的に示す必要性が高まっていることです。
これまでのリハビリでは、「動きやすくなった」「少し楽になった」といった主観的な評価が中心でした。
もちろんこの感覚はとても大切ですが、第三者にも分かる形で変化を示すことが求められる場面が増えています。

二つ目は、リハビリの個別化です。
同じ脳卒中やパーキンソン病であっても、年齢、生活環境、身体の使い方、回復のスピードは人それぞれ異なります。
AIやデータは、こうした違いを整理し、一人ひとりに合ったリハビリを考えるための補助として活用され始めています。

三つ目は、医療・介護現場の人手不足やリハビリ期間の制限です。
限られた時間の中で、より効率よく、質の高いリハビリを提供するために、テクノロジーの力が必要とされている現状があります。

データ活用によって何が見えるようになるのか

AIやデジタル技術が導入されることで、リハビリの現場では「見える情報」が増えてきています。

例えば、
歩行速度
歩数
立ち上がりにかかる時間
関節の動く範囲
身体の左右差

こうした情報を数値として記録し、前回や数週間前と比較することで、変化の傾向を把握しやすくなります。

実際、歩行速度や活動量は、脳卒中後やパーキンソン病の生活自立度や転倒リスクと関連する指標であることが、複数の研究で示されています。
数値として把握することで、「今どこが停滞しているのか」「どこに余力があるのか」を整理する材料になります。

データだけでは分からない大切な視点

ただし、APTAのサミットでも繰り返し強調されているのは、
AIやデータは万能ではない
という点です。

数値上は良くなっていても、
外出に不安を感じている
疲れやすくなっている
生活動作が増えない
といったケースも少なくありません。

逆に、数値に大きな変化がなくても、
「動くことへの恐怖が減った」
「家事が少し楽になった」
といった変化が生活の質を大きく左右することもあります。

だからこそ重要なのは、
データと実際の動きを結びつけて評価する専門的な視点
です。

人が評価するリハビリの価値はなくならない

AIが動きを分析しても、
なぜその動きになっているのか
どこで無理をしているのか
どんな生活背景が影響しているのか
といった部分は、実際の観察や対話がなければ分かりません。

研究でも、リハビリの成果には「身体的要因」だけでなく、「心理的要因」や「生活環境」が大きく影響することが示されています。
テクノロジーが進化しても、人が関わる意味はむしろ重要になっていると言えます。

ナッセボディワークスが大切にしている考え方

ナッセボディワークスでは、AIやデジタル技術を
正解を出すための道具
ではなく、身体を理解するための材料
として捉えています。

例えば、
歩行が不安定な原因が筋力なのか、姿勢なのか、タイミングなのか
動きが小さくなっている背景に、疲労や恐怖心がないか
こうした点は、実際の動きや会話の中でしか見えてきません。

IVES(電気刺激治療機器)や免荷歩行装置アンウェイなども、単に使うことが目的ではなく、
「なぜ今これが必要なのか」
「生活の中でどう活かすのか」
を一緒に考えるための手段として活用しています。

テクノロジー時代だからこそ重要な視点

AIやデジタル技術が進化することで、リハビリの選択肢は確実に広がっています。
一方で、情報が増えるほど
「自分には何が必要なのか分からない」
と感じる方も増えています。

テクノロジーを活かすためには、
自分の身体の状態をどう捉えるか
今後どんな生活を送りたいか
を整理する視点が欠かせません。

まとめ

・リハビリ業界ではAIやデータ活用が重要なトレンドになっている
・データはリハビリの変化を客観的に把握する助けになる
・数値だけでは生活の動きや不安は判断できない
・専門的な評価と対話がリハビリの質を左右する
・テクノロジーは「人の判断」を補助する存在として活かすことが大切

もし、
今のリハビリが自分に合っているのか不安
データだけで判断されている気がする
生活動作につながるリハビリを考えたい
と感じている方は、公式LINEからの相談も受け付けています。

公式LINE⇒https://lin.ee/igiYEgL

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手