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パーキンソン病を直す方法はないのか ~家族として知っておきたい現実と、今できる関わり方~

コラム

パーキンソン病と診断されたとき、ご本人以上に戸惑うのが家族かもしれません。
「この病気は治るのか」「これから先、どこまで悪くなるのか」「何をしてあげればいいのか」。
そのような声を、日々多く耳にします。

まず、家族として一番つらいのは、「元の生活に戻れないかもしれない」という現実と向き合うことではないでしょうか。

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パーキンソン病は治らない病気なのか

ここで、事実として整理しておきたい点があります。

現時点の医学では、パーキンソン病そのものを完全に元の状態に戻す方法は確立されていません。
これは多くの研究や臨床報告でも共通して示されている事実です。

ただし、ここで話が終わるわけではありません。

「治らない=何もできない」ではない、という点がとても重要です。

家族が誤解しやすい「リハビリの目的」

家族の方から、こんな質問を受けることがあります。

「リハビリをしても、どうせ進行するなら意味はあるんですか?」
「一度よくなっても、また悪くなったら同じことを繰り返すだけですよね?」

この疑問は、とても自然なものです。

リハビリの目的は「元に戻す」ことだけではありません。
日常生活の中で、

・動きやすさを引き出す
・姿勢や動作の癖を整える
・転倒や動きづらさを減らす
・その人らしい生活を長く続ける

こうした点を支えることも、大切な役割です。

実際、運動療法や動作練習を継続することで、歩行やバランス、日常動作のパフォーマンスが維持・向上しやすいことが報告されています。
これは海外のリハビリ研究でも繰り返し示されているポイントです。

家族ができることは「頑張らせる」ことではない

家族として関わる中で、つい出てしまう言葉があります。

「ちゃんと動いた方がいいよ」
「リハビリしないと悪くなるよ」

悪気がないからこそ、難しいところです。

しかし、パーキンソン病では
「動きたい気持ちはあるのに、体がついてこない」
という状態が起こりやすくなります。

その結果、本人は「できない自分」を強く意識し、気持ちが落ち込みやすくなります。
気持ちの落ち込みは、活動量の低下につながりやすいことも知られています。

家族に求められるのは、無理に背中を押すことではなく、

・できていることに目を向ける
・動きやすい環境を一緒に考える
・調子の波がある前提で関わる

こうした視点です。

早い段階から専門的な視点を入れる意味

姿勢が大きく崩れてから、動きの癖が固定されてからでは、修正には時間がかかります。
一方で、まだ大きな支障が出ていない段階であれば、

・どの動きが今後出にくくなりやすいか
・どんな場面で転倒リスクが高まるか
・生活の中で注意すべき動作は何か

こうした点を事前に整理できます。

これは、専門的な評価を通して初めて見えてくる部分でもあります。

家族だけで抱え込まないという選択

「今はまだ大丈夫そうだから」
「もう少し様子を見てから」

そう思う気持ちもよく分かります。

ただ、家族だけで悩み続けることが、一番つらい選択になってしまうこともあります。

ナッセボディワークスでは、来店前に公式LINEでの相談も受け付けています。
今の状態で、何を大切に考えておくとよいかを整理するだけでも、
家族としての関わり方が少し楽になることがあります。

公式LINEはこちら
https://lin.ee/igiYEgL

リハビリは「その人の生活を支えるための手段」

パーキンソン病のリハビリは、病気と戦うものではありません。
その人が、その人らしく生活を続けるための支えです。

家族がすべてを背負わなくていい。
専門家と一緒に考えていい。

そう思えること自体が、これからの生活を支える一歩になります。

まとめ

・パーキンソン病は現時点では完治が難しい病気
・リハビリの目的は維持だけでなく、動きやすさや生活の質を支えること
・家族の声かけや関わり方が、本人の活動量に影響する
・早めに専門的な視点を入れることで、将来への備えができる
・家族だけで抱え込まず、相談できる場所を持つことが大切

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手