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【パーキンソン病】リハビリで良くなっても、進行して悪くなったら、またリハビリしないといけないの?

コラム

パーキンソン病のリハビリを続けている方や、そのご家族から、よくこんな声を聞きます。
「一度リハビリで動きやすくなったのに、また動きにくくなったら、最初からやり直しなのでしょうか」
「結局、ずっと通い続けないといけないのですか」

こうした疑問は、とても自然なものです。
パーキンソン病は経過が長く、体調や動きに波が出やすいため、不安を感じやすい病気でもあります。

まず大切なのは、「良くなった」「悪くなった」という言葉の捉え方を、少し整理することです。

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パーキンソン病のリハビリは「一度きり」で完結するものではない

パーキンソン病に対するリハビリは、骨折や手術後のように「ここまで来たら終了」という性質のものではありません。
なぜなら、リハビリの目的が単に動作を覚えることではなく、動き方を整え、保ち、変化に対応できる状態をつくることだからです。

一度リハビリで動きやすくなったとしても、

  • 生活環境が変わる
  • 薬の効き方が変わる
  • 疲労やストレスが増える

こうした要因が重なると、動きにくさが再び目立つことは珍しくありません。

これは「リハビリが無駄だった」という意味ではなく、その時期に合った関わり方が必要になったと捉える方が現実的です。

「またリハビリが必要になる」の本当の意味

多くの方が不安に感じるのは、「またゼロからやり直しになるのではないか」という点です。
しかし実際には、以前のリハビリ経験が無駄になることはほとんどありません。

一度リハビリを経験している方は、

  • 自分の動きの癖に気づきやすい
  • どの動作で困りやすいかを把握している
  • 調子が落ちたときのサインに早く気づける

といった「気づく力」が身についています。

この状態で再び専門的な関わりを取り入れる場合、
最初からやり直すのではなく、微調整に近い関わりになることが多いのが実際です。

進行するからこそ「間を空ける」という選択もある

パーキンソン病のリハビリは、常に同じ頻度で続ける必要があるとは限りません。
調子が安定している時期には、セルフケアや生活上の工夫を中心に過ごすという選択もあります。

ただし、次のような変化が出てきた場合は注意が必要です。

  • 姿勢が前かがみになってきた
  • 歩幅が無意識に小さくなっている
  • 動き始めに時間がかかる場面が増えた

これらは、「以前整えていた動きが崩れ始めているサイン」であることが少なくありません。

この段階で再度リハビリを取り入れると、
大きく崩れる前に動きを整理し直すことが可能になります。

早い段階で取り組んでいる人ほど修正がしやすい理由

姿勢や動きの癖は、時間とともに定着しやすくなります。
特にパーキンソン病では、

  • 前傾姿勢
  • すり足
  • 上半身と下半身の連動の低下

といった変化が、少しずつ積み重なります。

早い段階でリハビリに取り組んでいる方は、
「どの動きが今後起こりやすいか」を理解したうえで生活できるため、

  • 無意識の癖が強くなる前に修正できる
  • 日常生活の中で注意点を意識できる
  • 調子が落ちたときに立て直しやすい

といったメリットがあります。

セルフケアだけで対応しきれない場面もある

日常的な運動や体操はとても大切です。
ただし、次のような場合は、セルフケアだけで対応しきれないことがあります。

  • 動きはしているのに違和感が増している
  • 特定の動作だけ極端にやりにくくなった
  • 疲れやすさが急に強くなった

このようなときは、動きの質そのものが変化している可能性があります。

例えば、電気刺激機器IVESを用いて筋の反応を確認したり、免荷環境で安全に動作を整理することで、
「なぜ動きにくくなっているのか」が見えやすくなることがあります。

ナッセボディワークスが大切にしている視点

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、
「ずっと通い続けること」を前提にはしていません。

今の状態で、

  • 何が保てているのか
  • どこが崩れ始めているのか
  • 今後起こりやすい変化は何か

これを整理したうえで、必要なタイミングで関わることを大切にしています。

「また悪くなったらどうしよう」と一人で抱え込む前に、
一度、今の状態を言葉にしてみるだけでも、次の一歩が見えやすくなります。

まとめ

  • パーキンソン病のリハビリは一度で終わるものではない
  • 再び関わることは「やり直し」ではなく調整に近い
  • 早い段階ほど動きの修正がしやすい
  • セルフケアだけでは対応しきれない変化もある
  • 状態に応じて専門的な視点を取り入れることが選択肢になる

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手