コラム COLUMN
「今年はここまで回復した」年末に振り返っておきたい体のチェックポイント ~脳卒中後の1年を無駄にしないために~
年末が近づくと、「今年は何ができるようになっただろう」と、ふと立ち止まって考える瞬間があります。
脳卒中を経験された方や、そのご家族にとっては、体の変化を振り返ること自体が少し勇気のいる作業かもしれません。
一方で、この振り返りは、来年の過ごし方を考える上でとても大切なヒントになります。
ここでは、年末だからこそ確認しておきたい体のチェックポイントを整理してみます。
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「できるようになったこと」だけで終わらせない視点
振り返りというと、「歩ける距離が伸びた」「手が少し動くようになった」といった変化に目が向きがちです。
もちろん、それらはとても大切な変化です。
ただ、それと同時に
「できてはいるけれど、無理をしていないか」
「同じやり方に頼りすぎていないか」
という視点も、年末にはぜひ持っておきたいところです。
年末に確認しておきたい体のチェックポイント
以下は、多くの脳卒中後の方が年末に見直しておくとよいポイントです。
- 家の中での動き方が、1年前と比べて単調になっていないか
- 疲れやすさが増えていないか
- 麻痺側を使う場面が減っていないか
- 外出頻度が少しずつ下がっていないか
- 「できるけれど、避けている動き」が増えていないか
これらは、数値では測りにくいものの、生活の質に大きく関わる要素です。
「維持できている」は、立派な変化のひとつ
この時期によく聞く声として
「大きな変化はなかった」
「思ったほど進んでいない気がする」
というものがあります。
ですが、脳卒中後の体において
動きを保てていること自体が、重要な結果
であるケースは少なくありません。
特に、日常生活の中での動作が安定している場合、それは体が今の状態をうまく使えているサインとも考えられます。
自分だけでは気づきにくい変化もある
一方で、こんなケースもあります。
- 歩けてはいるが、実は体の軸が少しずつ崩れてきている
- 麻痺側の足が出ているようで、代償動作が増えている
- 手は動くが、肩や体幹の動きで無理に補っている
これらは、本人やご家族だけでは判断しにくい部分です。
専門的な視点が必要になるタイミングとは
もし年末の振り返りで、
「できているけれど、以前より疲れる」
「動き方が雑になっている気がする」
と感じた場合、体の深い部分でバランスが変わっている可能性があります。
例えば、
・体幹の安定性が落ち、脚の動きに影響している
・麻痺側の筋出力が低下し、左右差が広がっている
このような場合は、
動きを細かく観察し、電気刺激機器IVES(アイビス)や、免荷歩行装置アンウェイなどを活用しながら、体の使い方を整理していく関わりが有効になることもあります。
こうした視点は、セルフケアだけでは把握しにくいため、専門家と一緒に確認する価値があります。
来年に向けて、今できる準備
年末の振り返りは、
「できなかったことを反省する時間」
ではありません。
- 今の体の状態を整理する
- 無理なく続けられている動きを確認する
- 来年につなげる視点を持つ
この3点を意識するだけでも、年明けの過ごし方は変わってきます。
専門家に相談するという選択肢
「この状態で合っているのか分からない」
「来年、何を意識すればいいか知りたい」
そう感じた方は、
公式LINEから状況を文章で相談するだけでも構いません。
https://lin.ee/igiYEgL
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、
脳卒中後の生活動作や体の使い方を、年単位の視点で整理する関わりを行っています。
施設の詳細はこちらからご覧いただけます。
https://bodyworks.necess.jp/
まとめ
- 年末は体の変化を整理する良いタイミング
- 大きな変化がなくても、保てていること自体が重要
- 疲れやすさや動き方の変化は見逃しやすい
- 自分だけでは判断しにくい部分は専門的な視点が役立つ
- 来年につなげるための振り返りを意識する
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。