コラム COLUMN

パーキンソン病の家族との関わり 〜声かけや距離感に悩んだときの考え方〜

コラム

パーキンソン病と診断されてから、

身体の変化だけでなく、家族との関係に悩み始めたという声をよく耳にします。

「どこまで手伝えばいいのか分からない」

「声をかけるたびに嫌な顔をされてしまう」

「放っておくのも違う気がする」

こうした迷いは、とても自然なものです。

誰かを大切に思っているからこそ、距離感が分からなくなるのです。

この記事では、パーキンソン病のある方と家族との関わりについて、

よく聞かれる悩みを整理しながら、考え方のヒントをお伝えします。

リハビリに関するご相談を受付中!
まずはお気軽にご連絡ください。

なぜ家族との関わりが難しくなりやすいのか

パーキンソン病では、動きの変化だけでなく、

考えるスピードや感情表現にも影響が出ることがあります。

そのため、家族側は「手助けのつもり」で行動していても、

本人にとっては「急かされている」「信頼されていない」と感じられることがあります。

よく聞かれる声としては、次のようなものがあります。

  • 声をかけられると余計に動きづらくなる
  • できることまで先回りされてしまう
  • 以前と同じように扱われなくなった気がする

一方、家族側からは、

  • 転倒が心配で目を離せない
  • 待つ余裕がなくなってしまう
  • どう声をかけるのが正解か分からない

という声が挙がります。

どちらが正しい、間違っている、という話ではありません。

立場が違えば、見えている景色も変わるのです。

声かけがうまくいかなくなる背景

声かけが難しくなる理由の一つに、

「結果」だけを急いでしまうことがあります。

たとえば、

  • 早く動いてほしい
  • 失敗しないでほしい
  • 安全に終わってほしい

こうした思いが強いほど、

声かけは指示や修正になりやすくなります。

しかしパーキンソン病の動きは、

本人の意思とは関係なくタイミングがずれることがあります。

そこに言葉が重なると、

余計に動きが止まってしまうことも少なくありません。

家族ができる関わり方の視点

関わり方を考えるとき、

「何を言うか」よりも大切なのは「どの位置に立つか」です。

意識しておきたい視点として、次のようなものがあります。

  • できない理由を探すより、できている部分を見る
  • 結果よりも過程に目を向ける
  • 待つことも支援の一つと考える

すぐに実践できる工夫としては、

  • 動作中は声をかけず、終わってから声をかける
  • 選択肢を与える形で聞く
  • 一緒にやる姿勢を見せる

といった方法があります。

家庭内だけで抱え込みすぎないこと

ここで大切なのは、

家族だけで正解を出そうとしすぎないことです。

日常生活の中で関わる時間が長いほど、

感情が絡み、冷静な判断が難しくなることがあります。

まずは、今できる工夫を

3日ほど続けてみてください。

それでも、

  • 関係がぎくしゃくする
  • 本人の動きが小さくなってきた気がする
  • 家族の負担感が強くなっている

こうした変化を感じた場合は、

動きや関わり方を第三者の視点で整理することが役立つ場合があります。

ナッセボディワークスが大切にしている視点

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚では、

身体の動きだけでなく、

その方を取り巻く環境や関係性も含めて考えます。

本人がどこでつまずいているのか

家族がどこで迷っているのか

それを整理するだけでも、

関わり方が少し楽になることがあります。

いきなり通う必要はありません。

「この関わり方で合っているのか」

そんな疑問を言葉にするだけでも構いません。

公式LINEでは、

個別の状況に合わせた相談も受け付けています。

無理に答えを出そうとせず、

一度立ち止まって整理する場として活用してみてください。

まとめ

  • 家族との関わりに悩むのは自然なこと
  • 声かけが難しくなる背景には病気特性がある
  • 結果より過程を見る視点が関係を和らげる
  • 家庭内だけで抱え込まないことも大切
  • 第三者の視点で整理すると見え方が変わる

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

▶ LINEで無料相談してみる

また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

▶ ナッセボディワークスのYouTubeを見る

公式LINE友だち追加バナー

LINEでお気軽にご相談ください。

リハビリに関するご相談を受付中!
まずはお気軽にご連絡ください。

小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手