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脳卒中後の冬をどう乗り切るか 寒さが身体と動きに与える影響と対策

コラム

冬になると、脳卒中を経験された方やご家族から
「寒くなると動きにくくなる」
「体がこわばって外に出るのが不安」
といった声をよく耳にします。

ナッセボディワークスをご利用されている方でも同様に、
「いつもと比べると歩きにくい感じがする」
「固くなったような感じがする」
などの相談が12月以降に増える傾向があります。

退院後しばらくは順調に生活できていたのに、冬場に入ってから調子を崩したように感じる。
そのような不安を抱えている方も少なくありません。

まずお伝えしたいのは、冬に感じる変化は「気のせい」ではない可能性がある、ということです。

冬に脳卒中後の身体が変わりやすい理由

冬場に不調を感じやすくなる背景には、いくつかの要因が重なっています。

一つ目は、寒さによる筋肉のこわばりです。
気温が下がると血流が低下しやすく、麻痺側を中心に筋肉が硬くなりやすくなります。
その結果、歩幅が小さくなったり、足が出にくく感じたりすることがあります。

二つ目は、感覚情報の低下です。
寒さによって皮膚感覚が鈍くなり、足裏の感覚や関節の位置感覚がわかりにくくなることがあります。
これはバランスの不安定さにつながりやすいポイントです。

三つ目は、活動量の低下です。
寒いと外出を控えがちになり、知らず知らずのうちに動く量が減ってしまいます。
動かない時間が続くことで、筋力や柔軟性が保ちにくくなるケースもあります。

これらは多くの方が感じている変化であり、特別なことではありません。

冬場に意識したいセルフケアの考え方

まずはご自宅でできる範囲の工夫から始めることが大切です。

  • 室内を冷やしすぎない
  • 動く前に軽く筋肉・関節を温める意識で体を動かす
  • 短時間でもこまめに立つ、歩く
  • 厚着しすぎて動きを妨げないよう調整する

こうした取り組みを、まずは3日ほど意識して続けてみてください。

この段階で
「少し動きやすくなった」
「不安が軽くなった」
と感じられる場合もあります。

一方で、3日ほど意識しても

  • こわばりが強くなる
  • 歩きにくさが変わらない、むしろぎこちなくなっている
  • 転びそうな感覚が増す

といった場合には、身体の使い方や姿勢の癖が影響している可能性があります。

このタイミングが、次の選択肢を考える分かれ目になります。

自分だけで抱え込まないほうがいいサイン

冬場の不調は「もう少し様子を見よう」と我慢しがちですが、次のような状態が続く場合は注意が必要です。

  • 歩くときに以前より緊張が強い
  • 片側(非麻痺側側)に体重が乗りすぎている感じがある
  • 疲労が溜まりやすくなった
  • 外出への不安が増えている

これらは、セルフケアだけでは調整が難しいケースもあります。

ナッセボディワークスでは、
『寒いから動かない』ではなく、
『寒い環境でも、どの動きが崩れやすいか』を確認します。

例えば
・立ち上がり動作の際に足部が固まりやすいのか
・歩行中に体幹の回旋が減っているのか
・麻痺側の荷重時間が短くなっているのか

こうした点を整理した上で、
電気刺激機器IVESや免荷歩行装置などを用い、
“冬でも使われにくい動き”を引き出す関わりを行っています。

評価からサポートまでの流れについては、LINEでも個別にご案内しています。
「自分の場合はどうなんだろう」と感じた方は、気軽にご相談ください。
→ ナッセボディワークス公式LINEはこちら
https://lin.ee/8LJyKQV

冬だからこそ見直したいリハビリの視点

冬場は「調子が落ちた」と感じやすい時期ですが、見方を変えると
身体の変化に気づきやすいタイミングでもあります。

寒さで表に出てくる動きの癖や左右差は、これまで気づきにくかったポイントを教えてくれます。
そこに気づけたとき、今後の身体づくりの方向性を整理しやすくなります。

当施設では、電気刺激を用いたIVES(アイビス)や、免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の身体状況に合わせた安全な動作の再学習をサポートしています。

「この冬を、ただ耐える時間にしたくない」
そう感じている方にこそ、一度立ち止まって身体の状態を整理する時間が役立つことがあります。

まとめ

冬の動きにくさは、一時的なものとして見過ごされがちです。
ただ、その間に“使わない動き”が定着してしまうケースも少なくありません。

・冬場は筋肉のこわばりや感覚低下が起こりやすい
・まずは環境調整と短期間のセルフケアを試す
・変化が乏しい場合は無理に続けない
・寒さで見えてくる身体の癖は次につながるヒントになる
・不安があるときは一人で抱え込まず相談する選択もある

この冬の動き方が気になる方は、
『今の身体の状態を知る』だけでも構いません。
公式LINEでは、冬場の動きに関する相談など無料で受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

▶ LINEで無料相談してみる

また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手