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脳卒中後に「足が出にくい」と感じる本当の理由

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歩く力が戻らないわけではないケースもあります。

脳卒中を経験したあと、
「歩けてはいるけれど、足が前に出にくい」
「最初の一歩が遅れる感じがする」
そんな違和感を抱えている方は少なくありません。

見た目には歩けているように見えるため、
「もう少し慣れれば大丈夫」
「筋力をつければ解決する」
と考えられがちですが、実際にはそれだけでは説明できないことも多いのが現実です。

同じような声は多く、
退院後や外来リハビリが落ち着いた時期に特に増えてくる傾向があります。

足が出にくい原因① 力はあるのに“使う順番”が噛み合っていない

足が前に出る動作は、
股関節、体幹、重心移動が連動して起こります。

脳卒中後は、
力そのものよりも「どのタイミングで、どこを使うか」という順序が乱れやすく、
結果として動きが遅れたり、ぎこちなくなったりします。

筋力検査では問題がなくても、
動作になると出にくさが表れる理由の一つです。

原因② 無意識の怖さがブレーキになっている

「転びたくない」
「また失敗したらどうしよう」

こうした感情は、本人が思っている以上に体の動きに影響します。
特に最初の一歩では、無意識に体が守りに入り、
足を出す動きが小さくなりがちです。

これは意志の問題ではなく、
体が安全を優先した結果として起こります。

原因③ 麻痺側を使わない動きが習慣化している

脳卒中後、多くの方は健側に頼った動きを身につけます。
一時的には必要な戦略ですが、
それが長く続くと、麻痺側が動作の中で置き去りにされます。

その結果、
足を出すための準備動作が不足し、
「出したくても出にくい」状態が続きます。

原因④ 姿勢と重心が足の動きを邪魔している

立った姿勢で、
体がわずかに後ろや横に残っているだけでも、
足は前に出にくくなります。

本人は真っ直ぐ立っているつもりでも、
実際には重心がズレているケースは珍しくありません。

まずは自分で確認できるポイント

いきなり何かを変えようとする前に、
次のことを3日ほど意識してみてください。

・歩き出す前に体が止まっていないか
・足を出す前に体重移動ができているか
・呼吸が止まっていないか

これだけでも、
「足だけの問題ではない」ことに気づける方もいます。

ただし、3日続けても足の出にくさが変わらない、または怖さが増す場合は、
セルフケアだけで調整するのが難しい可能性があります。

セルフケアの限界と、専門的な視点が必要になる分岐点

自分なりに体操やストレッチをしてみる。
意識して歩幅を広げる。
これらは大切な取り組みです。

しかし、動作の順序や感覚のズレが原因の場合、
本人の努力だけで整えようとすると、
余計な力が入り、動きが固まってしまうこともあります。

当施設では、
「足が出にくい」と感じている方に対し、
歩きそのものだけでなく、準備動作や姿勢の使われ方まで含めて評価します。

評価や考え方については、
公式LINEで個別にご説明しています。
https://lin.ee/tNjZTdb

「もう仕方ない」と決めつけなくていい理由

足が出にくい状態は、
時間が経てば自然に落ち着くこともあります。

一方で、
整理すれば動きが変わる余地が残っているケースも確かに存在します。

今の状態を知り、
どこを維持し、どこを見直すのか。
それを知ることが、これからの安心につながります。

まとめ

脳卒中後の「足が出にくい」は、
単なる筋力低下だけで起こるものではありません。

動きの順序、感覚、姿勢、そして不安。
それらが重なって表れていることが多くあります。

自分でできることと、
専門家の視点が必要な部分。
その境目を知ることも、リハビリの大切な一歩です。

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手