コラム COLUMN
脳卒中後のふらつきはなぜ起こる?見落とされやすい5つの要因
脳卒中を経験されたあと、
「歩けてはいるけど、どこか不安定」
「人混みや段差で急に怖くなる」
そんな“ふらつき感”を抱えながら生活されている方は少なくありません。
病院では大きな問題はないと言われたものの、
ご本人としては転倒への不安が消えず、外出や活動量が減ってしまう。
そのような声を、私たちは日々耳にしています。
このふらつきには、いくつかの共通した背景があります。
単に「足の力が弱いから」では説明できないケースがほとんどです。
要因① 体の位置を感じ取る力のズレ
私たちは普段、無意識のうちに
「今、自分の体がどこにあるか」
「どちらに傾いているか」
といった情報を処理しながら立ったり歩いたりしています。
脳卒中後は、この感覚の精度が低下することがあります。
その結果、本人の感覚と実際の体の位置にズレが生じ、ふらつきとして現れます。
筋力が十分にあっても、安定しない理由の一つです。
要因② 支える力はあっても、使い方が不十分
「立てる」「歩ける」という能力と、
「安定して動ける」という能力は、実は別物です。
特に体幹の深い部分がうまく連動していないと、
一歩ごとの動きがバラつきやすくなります。
見た目では分かりにくいため、見逃されやすいポイントでもあります。
要因③ 麻痺側への無意識な回避
麻痺側に体重をかけることに対して、
知らず知らずのうちに不安や恐怖が残っている方は多くいます。
その結果、
「健側に頼った立ち方」
「偏った重心移動」
が癖になり、バランスを崩しやすくなります。
これは意識だけで修正するのが難しい場合もあります。
要因④ 動作の切り替えがスムーズでない
歩き始め、止まるとき、方向を変えるとき。
こうした動作の切り替えは、ふらつきが出やすい場面です。
脳卒中後は、動きの連続性が途切れやすくなり、
一瞬の遅れが不安定さにつながることがあります。
要因⑤ 呼吸と姿勢の連動不足
浅い呼吸や姿勢の崩れは、
体を支える力の分散を招きます。
呼吸が整うことで体幹が安定し、
結果的にバランスの取りやすさにつながるケースもあります。
まずは試してほしいこと、そして判断の目安
立っているとき、
「足の裏で床を感じられているか」
「左右どちらかに寄っていないか」
を意識しながら、数日過ごしてみてください。
もし3日ほど意識しても、
不安定さに変化がない、あるいは動きにくさが増す場合は、
表面には見えない部分が影響している可能性があります。
その場合、自己流で続けるよりも、
一度専門的な視点で体の使い方を確認することが大切です。
ナッセボディワークスで大切にしている視点
当施設では、
筋力や関節の動きだけでなく、
感覚の使われ方や動作の流れを重視して評価を行います。
「なぜ不安定になるのか」を整理することで、
日常生活での安心感を積み重ねていくことを目指します。
評価や施術の考え方について詳しく知りたい方は、
まずは公式LINEでお気軽にご相談ください。
https://lin.ee/tNjZTdb
ふらつきは「慣れるもの」と決めつけなくていい
時間とともに順応する部分もありますが、
その一方で、見直すことで動きやすさが変わる余地が残っていることもあります。
今の状態を把握し、
必要なところに必要な手を加える。
それが、これからの生活をより安心して過ごすための一歩になります。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。