コラム COLUMN
脳卒中後のリハビリで痛みが出たときに知っておきたい考え方
痛みと上手につき合いながら回復を進めるために
脳卒中の後、硬くなって動かしにくかった部分に刺激が入ると、リハビリ後に違和感や痛みを感じることがあります。
これまで使えていなかった筋肉を動かし始めたり、普段とは異なる姿勢や動作を練習したりすることで、身体が新しい負担に慣れようとして起こる反応です。
痛みが出ると「リハビリが合っていないのでは」「このまま続けて平気?」と心配になるのは自然なことです。しかし現在は、痛みを完全にゼロにしようと運動を止めてしまうより、痛みの程度を見ながら調整して続けた方が、回復につながりやすいという報告が多くみられます。
ここでは、脳卒中の方がリハビリ中に痛みを感じた際に確認しておきたいポイントをわかりやすくまとめました。
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最初にチェックしたい痛みの特徴
どのタイプの痛みかを整理する
脳卒中後の痛みにはいくつか種類があり、原因によって対応が異なります。
筋肉や関節が原因の痛み
筋肉をたくさん使った翌日に生じる張り感や、肩まわりの動かしにくさが悪化したように感じる痛みなどがこれに当たります。
リハビリによる負荷が適切ではない場合に起こりやすいですが、内容や量を調整することで多くは問題なく継続できます。
痙縮によって生じる痛み
筋肉が急に強く縮んだり、動き始めや速い動作でつっぱるような痛みが特徴です。
この場合は、ゆっくりとした動きから入る、負荷を軽くするなど調整すると、痛みが落ち着きやすくなります。
CRPS(複合性局所疼痛症候群)の可能性があるとき
皮膚の色が変わる、強く腫れる、触れるだけで痛むなどの症状がある場合は、CRPSを疑います。
この状態は早期の専門的な評価が必要となるため、早めに担当者へ相談しましょう。
中枢性疼痛の可能性
脳が原因で生じる痛みで、温度刺激や軽い触れ方でも痛みを感じることがあります。
性質が筋肉痛とは異なるため、無理な負荷は避ける必要があります。
痛みが強い場合に注意したいポイント
赤旗症状がないかを確認する
以下のような症状がある場合は、リハビリを続ける前に医師の評価を優先した方が安全です。
・何もしなくても強い痛みが増していく
・発熱を伴う
・急に関節の形が変わった
・片脚の強い腫れや熱感があり、血栓が疑われる
これらはリハビリによる単なる負荷では説明できないことが多いため、専門的な判断が必要です。
痛みが出たときのリハビリの続け方
軽度〜中等度の痛みであれば続けた方が回復しやすい
最近の慢性痛研究や筋骨格系のリハビリ報告では、許容できる程度の痛みの中で行う運動は、逆に痛みを和らげたり、動きを改善したりする効果があるとされています。
目安として、強く我慢するほどではなく「少し気になるけれど動ける」程度であれば、多くの場合調整しながら続けられます。
翌日に残る痛みでチェックしたいこと
痛みが翌日まで強く残る場合は、運動量(時間・回数)や負荷(重さ・可動範囲)が身体にとって大きすぎた可能性があります。
次回は少し軽い内容から始めて、慣れてきたら徐々に増やす方が安全です。
痛みが出ないようにするより「痛みの出方をコントロールする」ことが重要
痛みゼロを目指すと、必要な運動量に届かなくなることがあります。
動きづくりの段階では、完全に痛みをなくすより「どの程度なら安全に続けられるか」を見極めることが大切です。
「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。
一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」
を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、
LINEでの無料相談をご用意しています。
また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
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