コラム COLUMN
リハビリに消極的な家族にどう向き合う? ―「自分のことは自分でできるようになってほしい」を叶えるために
介護をしているご家族から、よくこんな声を聞きます。
- 「リハビリにはあまり乗り気じゃないけど、できればトイレや食事は自分でしてほしい」
- 「無理に頑張らせるのもかわいそう。でも介助ばかりではお互いに負担が大きい」
とても自然で正直な思いだと思います。
今回は、リハビリに積極的でないご本人と、介護の負担を少しでも軽くしたいご家族の双方にとって“ちょうどいい工夫”についてお伝えします。

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1. 「リハビリ」という言葉を使わなくてもいい
「リハビリ」と聞くと、“しんどい訓練”をイメージされる方も少なくありません。
でも、考え方を変えてみると、日常生活そのものがリハビリにつながります。
- 食器を自分で片づける
- 洗濯物をたたむ
- 買い物に一緒に行く
こうした「生活の中の動き」だけでも、立派なリハビリです。
“リハビリ”と意識せず、「ちょっとやってみない?」と声をかけるだけで自然に動ける場面が増えていきます。
2. 「全部やる」から「一部だけお願い」にシフト
ご本人が「全部はしんどい」と感じても、部分的に任せる方法なら負担が減ります。
例:
- ご飯は作らなくても、お箸を並べてもらう
- 洗濯は任せなくても、ハンカチだけたたんでもらう
- 靴は履かせても、最後の紐だけは自分で結んでもらう
「小さな役割」を作ることが、ご本人の自立心を保ち、家族の介護負担も軽くしてくれます。
3. 「お願い」ではなく「一緒にやろう」と伝える
「やってほしい」よりも「一緒にやろう」の方が、ご本人の気持ちは動きやすくなります。
同じ作業でも、“役割を分け合う感覚”を持つと、拒否感が和らぎます。
4. 成功体験を積み重ねる
「できた」という体験があると、ご本人は自然と動こうとします。
最初は小さなことから始めて、「ありがとう、助かった!」としっかり伝えることが、次のやる気につながります。
また成功体験により、脳の中でも報酬回路系という神経回路で活性化が生じるため、
脳に対する良い刺激にもなり、なかなか身体的にも、精神的にも良い効果が期待できます。
5. お互いの想いを確認するための対話をする
ご家族は自分自身の負担を一日でも早く減らしたい、という気持ちから、
焦ってしまい、ついつい思ってもいないような言動をとってしまう可能性もあると思います。
一方で、リハビリに消極的なご家族にも思うところがあるとは思います。
そこで必要になるポイントは対話だと考えます。
本当は何を求めているのだろうか、お互いによくわからないままに、
互いの意見をぶつけ合ってしまっていては、お互いに負担になるでしょう。
なぜリハビリに消極的なのか、本当の想いの部分を聞いてみるということも大切です。
まとめ
ご家族が望む「自分のことは自分でしてほしい」という思いは、ご本人にとっても“生きる力”を支える大切なポイントです。
リハビリに積極的でなくても、生活の中で自然に体を動かす工夫はたくさんあります。
“無理なく続けられること”を一緒に見つけていくことが、最終的にご本人の自立と家族の安心につながっていきます。
ポイントは一人でさせようとせずに、一緒にあるいは見守りながらできる環境を用意しましょう。
一人ではつらくても一緒なら乗り越えられるかもしれません。
一緒にやっているうちにあなたの想いが届くかもしれません。
とにかく焦らずに、小さな変化に気づきながらも、少しずつでも前進できるようにしていきましょう。
当施設「ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚」では、ご家族のお悩みにも寄り添いながら、日常生活に活かせるリハビリをサポートしています。
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「自分や家族の場合はどうなんだろう」
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そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
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一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
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今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。
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