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IVES(アイビス)とは?麻痺した手足の動きを取り戻す電気刺激治療をリハビリのプロが解説

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IVES

脳卒中の後遺症で「手が思うように動かない」「足に力が入らず歩きにくい」と悩んでいませんか。
動かそうと頑張っても動かない、その積み重ねで気持ちまで落ち込んでしまう方は少なくありません。

そんな方に知っていただきたいのが、IVES(アイビス)という電気刺激治療です。
「動かそうとする意思」に電気の力を重ね、”動かない”を”動く”へつなげていくアプローチです。

この記事では、IVESの仕組みから、どんな症状に役立つのか、ナッセボディワークスでの実際の使い方までをわかりやすく解説します。

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1. IVES(アイビス)とは

IVES(アイビス)は、正式には随意運動介助型電気刺激装置と呼ばれる医療機器です。
「随意運動」とは、自分の意思で行う運動のこと。
つまり、自分で動かそうとする力に合わせて電気刺激を届けてくれる装置です。

一般的な低周波治療器は、機械が決めたリズムで一方的に電気を流します。
一方でIVESは、筋肉が動こうとするわずかな信号を読み取り、その意思に合わせて刺激を強めてくれます。
「自分で動かしている感覚」を保ちながら運動できる点が、大きな違いです。

2. なぜ麻痺の改善にIVESが役立つのか

麻痺があると、動かそうとしても動かない状態が続きます。
やがて「どうせ動かない」と使わなくなり、ますます動きにくくなる悪循環に陥りがちです。

IVESは、この悪循環に「動いた」という成功体験を差し込みます。
動かそうとした瞬間に実際に手足が動くことで、脳と筋肉のつながりを繰り返し思い出させていきます。

対象になりやすいのは、次のような症状です。

  • 脳卒中後の手や指の麻痺(物を握る・離す動作がしにくい)
  • 肩や腕が上がりにくい
  • 足首が持ち上がらず、つま先が引っかかる(下垂足)

3. ナッセボディワークスでのIVESを使ったアプローチ

ナッセボディワークスでは、IVES(アイビス)を用いた麻痺へのアプローチを行っています。
ただ電気を流すのではなく、「今どの動きを取り戻したいか」を一緒に確認しながら、目的の動作に合わせて刺激を組み立てていきます。

肩手症候群による痛みの改善にもつながった例

IVESが役立つのは、動きの改善だけではありません。
麻痺のある方に起こりやすい肩手症候群(肩から手にかけての痛みやむくみ、こわばり)に対しても、実際に痛みがやわらいだ例があります。

肩手症候群は、腕を動かさないことで血流やリンパの流れが滞り、痛みがさらに動きを妨げる悪循環を生みます。
IVESで筋肉をリズミカルに動かすことで血流やむくみが整い、「痛くて動かせなかった腕が動かしやすくなった」という変化につながったケースがありました。
痛みが軽くなることで、その後のリハビリにも前向きに取り組めるようになります。

※効果には個人差があり、すべての方に同じ変化をお約束するものではありません。
症状を確認したうえで、お一人おひとりに合った進め方をご提案します。

歩行に課題がある方へのアプローチ

足の麻痺で歩きにくい方には、アンウェイ(免荷歩行装置)を用いた歩行特化アプローチも組み合わせられます。
体重を支えてもらいながら安全に歩く練習ができるため、転倒の不安を減らしながら「歩く」動作を繰り返せます。
IVESで足首の動きを引き出しつつ、アンウェイで歩行そのものを鍛える、という組み合わせも可能です。

当施設でもIVESでのアプローチを継続して行ったことで、装具なしでも歩けるようになった方もいらっしゃいます。

実際の様子は動画でもご覧いただけます

文章だけではイメージしにくい部分は、ぜひ動画でご確認ください。
ナッセボディワークスの公式YouTubeで、リハビリの様子をショート動画で公開しています。

▶ ナッセボディワークス公式YouTubeを見る

4. IVESが向いている方・受けるときの流れ

次のような方には、IVESを使ったアプローチが特におすすめです。

  • 脳卒中後、手足の麻痺をあきらめたくない方
  • 病院でのリハビリが終わり、続けられる場所を探している方
  • 肩や手の痛み・こわばりに悩んでいる方
  • もう一度、自分の力で動かす感覚を取り戻したい方

初回は、まず現在の状態やお困りごとを丁寧にうかがうところから始めます。
そのうえで、IVESやアンウェイを実際に体験していただきながら、目標に合わせた進め方を一緒に決めていきます。
動きやすい服装でお越しいただければ、特別な準備は必要ありません。

まとめ

IVES(アイビス)は、自分の「動かそうとする意思」に電気刺激を重ね、麻痺した手足の動きを取り戻していく治療です。
動きの改善だけでなく、肩手症候群による痛みがやわらいだ例もあり、その後のリハビリを前向きに進める後押しにもなります。

ナッセボディワークスでは、IVESに加えてアンウェイ(免荷歩行装置)も活用し、お一人おひとりの目標に合わせたリハビリを行っています。
「あきらめないリハビリ」の一歩を、一緒に踏み出しませんか。

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よくある質問(FAQ)

Q. 電気刺激は痛くないですか?

ピリピリとした感覚はありますが、強さは一人ひとりに合わせて調整します。痛みを我慢して行うものではありませんので、感じ方をお伝えいただきながら進めます。

Q. 保険は使えますか?

ナッセボディワークスは自費リハビリ施設のため、健康保険は適用されません。
回数や時間の制限なく、目標に合わせてじっくり取り組める点が特徴です。

Q. どれくらいで変化を感じられますか?

症状や状態によって個人差があります。
数回で動かしやすさを感じる方もいれば、じっくり続けて変化が出る方もいます。
まずは体験のうえでご相談ください。

Q. 肩や手の痛みがあっても受けられますか?

肩手症候群など痛みのある方にもご利用いただけます。痛みの状態を確認しながら、無理のない範囲で刺激の強さや進め方を調整します。

Q. ペースメーカーを使っていても受けられますか?

心臓ペースメーカーなど体内に電気機器を装着されている方は、原則としてご利用いただけません。
持病がある方は、事前にお気軽にご相談ください。

「自分や家族の場合はどうなんだろう」
「今やっているリハビリで、この先も大丈夫なのか」
そんな気持ちを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚は、
脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、
病院でのリハビリを終えた後も
“動きと生活をどうつないでいくか”
を大切にしている自費リハビリ施設です。

一人ひとりの状態を丁寧に確認し、
電気刺激治療機IVES(アイビス)や
免荷歩行装置アンウェイなども活用しながら、
今の生活環境や目標に合わせた関わりを行っています。

「通うかどうか」ではなく、
「今の状態をどう捉えればいいのか」 を整理するだけでも構いません。
まずは気軽に相談できる窓口として、 LINEでの無料相談をご用意しています。

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また、実際のリハビリの考え方や現場の雰囲気は、
文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
センター長自身が解説しているYouTubeチャンネルでは、
日常生活での困りごとやリハビリの視点についても発信しています。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手