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小脳梗塞のリハビリ

コラム

小脳梗塞は、運動の調整やバランス機能を司る小脳に血流障害が起きる疾患です。
この疾患の影響で、バランスの崩れ、ふらつき、目が回るような感覚など、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
そんな中で重要となるのが「リハビリ」です。

本コラムでは、小脳梗塞からの回復をサポートするためのリハビリの重要性と、ナッセボディワークスが提供するアプローチについてご紹介します。


小脳梗塞におけるリハビリの重要性

小脳梗塞の後遺症として、次のような症状がよく見られます:

  • バランス感覚の低下
  • 手足の動きのぎこちなさ
  • 目まいやふらつき
  • 筋力低下や姿勢の崩れ

これらの症状は、適切なリハビリを行うことで改善が期待できます。
小脳は「可塑性(プラスティシティ)」と呼ばれる神経の再編成能力を持っており、リハビリによって失われた機能を補ったり再構築したりすることが可能です。


ナッセボディワークスのリハビリアプローチ

ナッセボディワークスでは、小脳梗塞を経験された方が再び自分らしい生活を送れるよう、個別のリハビリプログラムを提供しています。
以下に当施設の特徴的なアプローチを紹介します。

1. バランス機能の回復

バランス感覚の回復は、小脳梗塞リハビリの中心です。
当施設では、専門セラピストによる以下の訓練を実施しています。

  • 平行棒やバランスボールを使った練習
  • 安全な環境での歩行訓練(免荷式歩行器の使用)

これにより、日常生活での転倒リスクを軽減します。

2. 協調運動の改善

小脳が損傷すると、手足のスムーズな動作が難しくなります。
これを改善するために、次のような訓練を行います。

  • 指先のトレーニング(例:物をつまむ練習)
  • 視覚と運動を組み合わせたボールキャッチの練習

これにより、日常動作が徐々にスムーズになります。

3. 個別プランニング

当施設では、利用者一人ひとりの症状や目標に合わせたリハビリプランを作成します。
具体的には、以下を考慮します。

  • 生活環境(家庭での安全性)
  • お仕事や趣味の復帰目標
  • 体力や意欲の状況

利用者が自分のペースで取り組める内容に調整します。

4. 心と身体のケア

小脳梗塞の影響は身体だけでなく、心理面にも及びます。当施設では、リハビリを通じて心の健康もサポートし、安心感を持って取り組める環境を提供します。


自費リハビリのメリット

自費リハビリには、次のような利点があります。

  • 保険適用外のため、より自由度の高いリハビリが可能
  • 個別対応が手厚く、利用者の目標に応じたプログラムを設計
  • 短期間で集中したリハビリを受けられる

ナッセボディワークスでは、医療保険でカバーされるリハビリとの併用も可能で、総合的なサポートを目指します。


未来を切り開くリハビリ

小脳梗塞からの回復は、努力と専門的なサポートが鍵となります。
ナッセボディワークスでは、あなたが再び自分らしい生活を取り戻せるよう、全力でサポートします。
お気軽にご相談ください。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手