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回復期リハビリを“もっと意味ある時間”に変える方法

コラム

■ はじめに:量より質の時代へ

回復期病院に転院して、リハビリ時間が大幅に増えた。
それは確かに、大きな一歩です。

しかし、こんな風に感じてはいませんか?

  • 「なんとなく毎日こなしているだけになっている」
  • 「周囲と比べて自分だけ成果が出ていない気がする」
  • 「もっと自分の目標に合ったリハビリがしたい」

回復期のリハビリは、人生の中でも限られた“回復のチャンス”
その貴重な時間を「本当に意味ある時間」にするには、“内容”と“方向性”の見直しがとても重要です。


■ 回復期リハビリにおける“よくある落とし穴”

1. リハビリの目的が「病院主導」になっている

回復期病院では効率的なプログラムが提供されますが、本当に自分が目指す生活に沿っているかは見直す必要があります。
ままあることではありますが、セラピストも人間なので、これは動くようになっている方が良いだろうと、
良かれと思ってやっていることでも、実は患者様は求めていない、なんてこともあり得るわけです。

2.個別の課題に合っていない

歩行訓練や動作訓練が中心でも、ご本人の「趣味のゴルフができるようになりたい」「家の階段を上りたい」などのニーズには対応しきれない場合があります。


■ “意味あるリハビリ”にするためにできる3つの工夫

1. 「生活の中の目標」を言語化する

「3ヶ月後に近所のスーパーまで歩いて行く」「片手で箸を使って食べたい」など、自分だけの“目標”を明確にすることが第一歩

2. 担当者に具体的な希望を伝える

目標が決まれば、病院の担当セラピストにも「こういう動作をもっと練習したい」と具体的に伝えることが可能になります。

本当は何がしたいのかを明確にすることが重要。

自分でも何を望んでいるのか分からないときは是非ご相談ください。

カウンセリングに長けた当施設スタッフがあなたの願望を具体的にします。

3. 保険外リハビリで、パーソナルな課題に取り組む

病院では対応しきれない細かい動作練習や生活に即した訓練は、自費リハビリ施設を併用することで補うことができます。


■ ナッセボディワークスでできる“もう一歩先のリハビリ”

当施設では、回復期中や退院後の方が「もっと自分らしい生活に近づくために」自費リハビリを併用されています。

  • 90分の完全マンツーマンリハビリ
  • 国家資格保有者による身体と生活に合わせたカスタムプログラム
  • 麻痺に特化した電気刺激装置を使用したアプローチ
  • 分かりやすく適せつなご家族へのアドバイス・介助指導

「今のリハビリにプラスしたい」「もっと意味のあることに取り組みたい」——そう思ったときが、次の一歩を踏み出すタイミングです。


■ まとめ|今の努力を、もっと実を結ぶものに

リハビリの時間が長い=必ずしも成果につながるわけではありません。
本当に大切なのは、「自分が望む生活に近づけているか」ということ。

ナッセボディワークスでは、その想いに寄り添いながら、“意味のある時間”に変えていくお手伝いをしています。

まずはお気軽にご相談ください。あなたの“できる”を一緒に育てていきましょう。

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手