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家族のサポートが回復を左右する?脳卒中後の適切な支援とは

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1. 家族の関わり方で回復が変わる!

脳卒中は、突然の発症により患者本人だけでなく、その家族にも大きな影響を与えます。リハビリの成功には、医療機関での治療だけでなく、家庭での支えが不可欠です。実際に、家族のサポートが充実している患者ほど、回復が早く、生活の質も向上するという研究結果が報告されています。

例えば、ある研究では、積極的にリハビリに関わる家族を持つ患者は、そうでない患者と比べて日常生活動作(ADL)の改善率が高いことが明らかになっています。家族がどのように関わるかによって、回復のスピードやリハビリのモチベーションに大きな差が生まれるのです。

2. 「やりすぎ」も「放置」もNG?適切なサポートとは

家族のサポートは重要ですが、その方法を間違えるとかえって逆効果になることもあります。「やりすぎ」と「放置」の両極端にならないよう、バランスの取れた関わり方が必要です。

過剰なサポートの落とし穴

  • つい手を貸しすぎてしまい、患者の自立心を奪ってしまう
  • できることまで代わりにやってしまい、リハビリの機会を減らす
  • 過度に心配しすぎて、患者が自信を失う

放置しすぎるとどうなる?

  • モチベーションの低下により、リハビリを継続しにくくなる
  • 一人での生活が難しくなり、生活の質(QOL)が低下する
  • 孤独感が強まり、精神的な健康にも悪影響を及ぼす

適切なサポートのポイント

  • 見守りながら自主性を尊重する(できることは自分でやってもらう)
  • リハビリの時間を確保し、一緒に取り組む
  • ポジティブな声かけを意識する(「頑張ったね!」「もう少しでできそうだね」など)
  • 無理なく続けられるように環境を整える(手すりの設置や家具の配置変更など)

3. ご家族の負担を軽減するための自費リハビリの活用法

脳卒中後のリハビリを家族が支えるのは非常に重要ですが、それが大きな負担となることも少なくありません。特に、

  • 「毎日リハビリをしっかり見てあげるのは大変…」
  • 「正しい方法でリハビリをサポートできているか不安…」
  • 「仕事や家事との両立が難しい…」 といった悩みを抱えるご家族も多いでしょう。

そこで、自費リハビリを活用するという選択肢があります。保険適用のリハビリは期間や回数に制限があるため、十分なリハビリを受けられないケースもありますが、自費リハビリなら、

  • 時間や回数の制限がなく、必要なリハビリをしっかり受けられる
  • 専門家がマンツーマンで指導するため、効果的なトレーニングができる
  • ご家族の負担を減らしながら、患者本人の回復を促せる というメリットがあります。

4. ナッセボディワークスの家族向けサポート

「ナッセボディワークス兵庫伊丹・宝塚」では、患者様だけでなく、ご家族も一緒に安心してリハビリを進められるよう、家族向けのサポートにも力を入れています。

当施設の特徴

  • ご家族向けのリハビリ講座(正しいサポート方法を学べる)
  • 自宅でできるリハビリ指導(専門家が自宅でのリハビリ方法を提案)
  • ご家族の相談にも対応(介護やサポートの悩みを専門家と共有)
  • 公式LINEでのサポートも可能(遠方の方や忙しい方でも利用しやすい)

5. 無料相談のご案内

「家族として、どうサポートするのが一番いいのかわからない…」と悩んでいる方は、まずは無料相談をご利用ください。

ナッセボディワークスでは、

  • 直接お会いしてのカウンセリング
  • オンラインでのリハビリ相談
  • お試しリハビリ体験 など、さまざまな形でサポートを提供しています。

ご相談は公式LINEまたはお電話にて受け付けております。家族みんなが無理なくリハビリを続けられる環境を整えるために、ぜひ一度ご相談ください!

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小栢 崇裕

【監修者】

株式会社ナッセ / 理学療法士
小栢 崇裕(オガヤ タカヒロ)

プロフィール
新卒で回復期リハビリテーション病院に入職。
その後、2018年4月にナッセへ訪問リハビリ・デイサービス機能訓練指導員として入職。
デイサービスリハビリ部門リーダーとして約20名のセラピストマネジメントやリハビリデータの収集・解析・フィードバックも行う。
研究業績
・第2回日本予防理学療法学術集会
・第36回東京都理学療法学術大会
・回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研修大会in岩手