お知らせ NEWS
150日間の努力を無駄にしないために──次に取るべき行動とは?
目次
■ はじめに
脳卒中などの後遺症でリハビリを続けてきた方にとって、「150日間のリハビリ終了」はひとつの節目になります。
しかしその一方で、「もうこれ以上はよくならないのか?」「次に何をしたらいいのか分からない」と不安を感じる方も少なくありません。
でも、安心してください。
150日間の努力は、決して“終わり”ではありません。ここからが“自分らしさ”を取り戻すリハビリの本番です。
■ そもそもなぜ「150日」でリハビリが打ち切られるのか?
日本の医療制度では、骨折や脳梗塞、脳出血などになった場合、原則として150日間までのリハビリ期間が認められています。
さらに、脳卒中後遺症の症状の一つである、高次脳機能障害が認められた場合は最大180日間までリハビリを受けることが可能です。
ただし、この「150日ルール」は制度の都合であり、回復の限界を意味するものではないことを、まず知っておいてください。
■ 「150日間の努力を無駄にしない」とはどういうことか?
入院中には病気の後遺症などで思うようにいかないこともありながらも、大変なリハビリをおこなってきたことと思います。
そんな150日間の入院・リハビリ生活を終え、退院することができた喜びもあるところではありますが、実は本当に大変なことはその後の生活にあります。
退院直後は日常生活を取り戻すことが最優先になります。
しかし、150日間で得た改善や運動機能を維持・さらに伸ばすには、ここから先の“質の高い継続”が必要です。
もしこの時点で何もしなければ、
- 回復したはずの動作が徐々にできなくなる
- 生活範囲が狭まり、外出や会話も減っていく
- モチベーションが低下し、心まで沈んでいく
といった二次的な悪循環が起こる可能性もあります。
■ 自費リハビリが“次の一手”として最も有効な理由
保険外リハビリ(=自費リハビリ)は、医療保険のような制限がなく、個人に合わせた自由な設計が可能です。
たとえばナッセボディワークスでは、
- 1回90分間の濃密なマンツーマンリハビリ
- 電気刺激治療器「IVES」を用いた、麻痺に特化したリハビリの実施
- 自主トレーニングの指導や生活支援の提案
- 精神的なモチベーションケア(目標達成技術の応用)
など、単なる運動療法にとどまらない「人生を取り戻す」支援を行っています。
■ 150日目からの「次の一歩」を後押しする体験リハビリ
ナッセでは、150日リハビリを終えたばかりの方にこそ受けていただきたい体験リハビリを提供しています。
体験では以下の内容を通して、ご自身の“これから”を明確にできます。
カウンセリング
「何も制限がなければ、本当はどうしたいのか?」を丁寧にヒアリング
目標達成技術を学んだ専門スタッフが担当し、実現可能な目標を一緒に設計します。
評価・リハビリ
身体機能の状態を評価し、何が改善できるのかを確認。
現在地と目的地のギャップを具体的に伝えます。
プランニング
目標達成に必要なリハビリメニュー・自主トレ内容の提案+継続のご案内
■ おわりに
150日間のリハビリで手にしたものは、かけがえのない財産です。
それを無駄にしないためには、次に何をするか、どこで誰とリハビリを続けるかが重要です。
“まだ間に合う”と感じた方は、ぜひナッセの体験リハビリにご参加ください。
本当の回復は、ここから始まります。